ボードゲームの根幹は、ルールやシステムの「機能」の部分ですが、ボードや駒、カードなどのコンポーネントもまた、そのゲームの持つ世界観を具現化する重要な要素です。

魅力的なコンポーネントはそれだけでプレイヤーの気分を高揚させますし、間違いなくそのゲームのおもしろさをかさ上げします。

今回は、双六屋がコンポーネントにフォーカスを当て、独断と偏見で順位をつけ、ベスト5方式でご紹介します。

第5位 『ズライカ』のオマール

ズライカのオマール
ナイスな表情のオマールさん。「なんで俺がこんな役目を」と言いたげな感じもします。きっと王様から、花婿選びに関していろいろといい含められているのでしょう
惜しくも大賞は逃しましたが、2008年のドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされた『ズライカ』 

王様の娘のハートを射止めんと、商才を競う絨毯商人たちのゲームですが、世界観に合わせ、このゲームでは本当の織物を使って陣取りバトルを繰り広げます。

ここで登場するのが、花婿選びを任された王様の使用人オマールさん。そのプレッシャーから表情は憂い顔に見えます。こいつがなんともいい味を出しすぎ。


第4位 『犬の生活』の犬の駒

犬の生活の犬たち
フィギアのようによくできた犬たち。どいつもかわいいので、駒選びだけでもずいぶんと迷いそうです。

タイトルどおり、犬の日常をシミュレートした傑作ゲーム『犬の生活』 これに使用する犬駒がむちゃくちゃかわいい!!! 

通常、プレイヤーが扱う駒というのは、色の違いこそあれ、単色で同型のものがほとんどです。

しかしこのゲームでは、シェパード、プードル、ハスキーなど、すべて形が違うばかりではなく、珍しく細部まで彩色されています。

また犬種は、単に他のプレイヤーと見分けをするために、違うのではありません。このゲームでは街中で、新聞配達をしたり、マーキングをしたり、ケンカをしたりするのですが、その際、選んだ犬によってその能力が違う!(つまり個体差がきちんとあるのです)


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