遅あがりレースゲーム『ドラダ』
ヘビのようなコースで対戦するゲーム。一見すると普通の双六に見えるがさにあらず。4枚の駒と独自のルールにより熱い駆け引きが展開される。 |
自分のターンにサイコロを振り、自駒のいずれか1枚を、出目の分だけ進めます。
と、ここまでは、駒が多いというだけで、普通の双六とかわりません。もちろんドラダがドラダたるゆえんがちゃんとあります。このゲームの最大のユニークさは、
「遅くゴールすればするほど、高得点」
というポイントです。
最初にゴールにたどりついた駒には10点が与えられます。しかし2位でたどり着くと20点が、以降順位が下がるごとに得点がアップしていきます。
ボード上のすべての駒が動かせなくなったらゲーム終了。ゴールによる得点合計がもっとも高かったプレイヤーが勝利となります。
先頭プレイヤーに襲い掛かる「落とし穴」
駒が重なっているエリアがゴール。手前のコースでは緑と紫の駒が落とし穴に落ち、足場になっている。 |
その落とし穴に最初に足を踏み入れてしまった駒はそこでアウト!
そしてその穴はアウトになった駒によって塞がれ、ヌーの河渡りよろしく、以降のプレイヤーは、その屍を足場として踏み越えていきます。
つまりドラダでは、先に進む者ほど難多く益少ないため、よりースローモーに進むプレイヤーほど有利に戦えるゲームといえます。
残念ながら、このドラダは現在はすでに絶版ですが、シンプルながらしっかりとおもしろいという古きよき時代の名作です。
本日のサイコロキャラメルな関連・参考サイト
明治製菓:明治キャラメル なんと展開図をDLできます!「明治製菓『サイコロキャラメル』の出目確率」 久須美さんの記事
(株)ハナヤマ-明治サイコロキャラメルパズル 意外と手強い!?
北海道サイコロキャラメル 「食の新製品総合サイト Foods News」から