日本の知・美・遊の結晶に触れる

時雨殿
嵯峨野は桂川のほとりにたたずむ時雨殿
京都に行く機会があれば絶対に訪れようと思っていたのが小倉百人一首の殿堂・時雨殿でした。

それは、現代のカード&ボードゲームだけでなく、雅と伝統に彩られた日本古来の遊戯も紹介したいと、つねづね考えてきたからです。


それらの遊戯の頂点にあるといっても過言ではないのが百人一首であり、今回訪れた時雨殿には、その魅力を様々な展示方法で体験できる、ユニークな施設でした。


600年間から選ばれたベスト100首

学校で百人一首を習ったときは、適当に聞き流していたのですが、はずかしながら、この歳になって、ようやくそのすごさの一端がわかりかけてきました。

藤原定家によって編纂された百人一首は、飛鳥時代から鎌倉時代前半までの100人100歌が収められています。

つまり600年の歌の歴史の中から、選びに選ばれた最上の歌が収録されているわけです。

その後、百人一首が、どれだけ日本の文化に深く根付いて来たかはみなさんもご存知のとおり。その歴史的証が、この博物館には集結しているのです。

ほの暗い空間に鮮やかに浮かぶ京の都

京都空中散歩
鮮明な画像の京都市街を空中散歩しよう。
本施設で一番艶やかなのは、1階のメイン展示である、京都空中散歩でしょう。ほの暗いホールに、忽然と足元から立ち昇る光。それは70面もある床スクリーンです。

ここには京都市街が細密に映し出されています。どれくらい細密かといえば、道路を行きかう車までが再現されている!


散策のお供には「時雨殿なび」

京都空中散歩
往来する車ばかりではなく、なんとヘリコプターまで飛んでいた!
そして、あなたの手には、ホール入り口で貸し出されるニンテンドーDSをカスタマイズした「時雨殿なび」があるはずです。

なびのタッチペンで行きたい場所を選べば、小鳥の「ちどり」が、床スクリーン上に現れ、あなたを目的地まで導いてくれます。

しかし本当の仕掛けはこれから→