合法的(?)に嘘がつけるのはエイプリルフールぐらいです。しかし「嘘も方便」という言葉もあるように適度な嘘は人間関係を円滑にする場合もあります。

これはあるフライトアテンダントの方に聞いた話。客が新聞を銘柄まで指定して所望した場合、それがないということがわかっていても言下には断らず、一度マガジンラックのある所まで確かめに戻り「申し訳ございません、お客様のご要望された新聞は見当たりませんでした」と別の新聞を渡したりするそうです。

世の中には建前と本音があるのが事実。いくら「嘘つきは泥棒のはじまり」といわれても状況を見極め臨機応変に対応するのが大人の作法。くれぐれも「正直者がバカを見る」ことにならないように気をつけましょう。

ということで今回は「嘘」なしでは勝てないゲームにスポット当てご紹介しましょう! ゲームで罪のないハッタリを大いに発揮して「嘘をつく・嘘を見抜く」トレーニングしてみてはいかがでしょうか?

●『チャオチャオ』(原題 CIAO CIAO) 
正直者では絶対に勝つことはできない!?

プレイ人数 2~4人
プレイ時間 15分程度



双六ゲームです。各プレイヤーは手持ち7個の駒をもっています。1個ずつ吊り橋を渡らせて、最初に3個の駒をゴールに辿りつかせたプレイヤーが勝利するのですが・・・



ユニークなのは筒に入ったサイコロです。振った本人しかサイコロの目は確認できません。1~4の目であればそれを宣言して駒を進めます。しかし勝負はすでにはじまっています。目とは異なる数を宣言しても一向にかまわないのです!
 
さて問題はこのサイコロ、5と6の目の代わりに「×」マークになっていることです。この場合プレイヤーは強制的に嘘をついて何らかの数字を宣言せねばなりません。



他のプレイヤーはいかなる時でもその宣言が嘘だと思ったら告発できます。その場合は全員でのぞき穴を見て本当の目を確かめます。

目が嘘だった場合、嘘をついていたプレイヤーはみんなから「チャオチャオ(イタリア語でバイバイ)」と浴びせられ、その駒は橋から奈落に落とされてしまいます。

サイコロの目が真実だった場合は、逆に告発したプレイヤーの方の駒の方がチャオチャオとなってしまいます。


奈落に落とされた駒が屍のごとく転がっている・・・


このゲームは疑われないようにするだけでなく、作為的に疑われるようにしむけ間違った告発をさせることで相手の順位を下げることも重要になってきます。見た目場はシンプルなゲームですが。水面下の嘘の付き合いがなんとも愉しいゲームです。

さてお次は「嘘つきたちのサイコロ」と呼ばれるゲームをご紹介しましょう!