今年の4月といえばBlu-rayDiscの映像作品『ファイナルファンタジーVIIアドベントチルドレン コンプリート』が話題だ。
なんといっても『ファイナルファンタジーXIII』の体験版が付属するバージョンが同時販売されるというのだから、映像作品を超えた期待が掛かるのも無理はないだろう。

そして、最近方々からささやかれているのが「PS3の値下げ」。ソニーのスタッフブリーフィングで話が出たとか、果てはマイクロソフト幹部にも言及されているというのだから穏やかではない。

PS3は間もなく値下げ?

それってどうなの「実質値下げ」

HDDの換装は自己責任。しかし、PCのHDD交換と比べれば難易度ははるかに低い。
実際PS3の値下げの噂は絶えない。
それだけ多くの消費者がPS3を「高価だ」と判断しているということだろうが、2007年11月の値下げ以降2度目の値下げは行われていない。
2008年11月には搭載HDDが40GBから80GBになり「実質値下げ」と言われた。

筆者としてはこの「実質値下げ」、大いに「???」と言う気分だ。同様の感想を持つ読者も多いのではないだろうか。

筆者が購入したPS3は初代20GBモデルだが、程なくHDDを160GBに換装した。
今新型を購入するならおそらく即座に320GBか500GBに換装するだろう。
HDD容量は多いに越したことはない。何せ基本的にはどれだけ容量があっても「いつかは足りなくなる」のである。
そういった換装前提のユーザーにとって、HDDの容量増加はまったく関係ない。
40GBのままでいいから値下げしてくれ、となる。

基本的にゲーム機が搭載するHDDは2.5インチ。ノートパソコンなどに使われるものと同様だ。
しかし現在発売されているノートパソコンで40GBのHDDを搭載したものなどほとんどない。
探してもかえって割高に感じるほどだ。
つまりゲーム機では、どんどん値下げされるHDDのうち市場で使われなくなった低容量のものを採用しているに過ぎない。40GBモデルの半年後に80GBモデルが価格据え置きで発売されたからと言って、それが実質値下げには直結しない。

とはいえ、PS3が製造費より販売価格のほうが安い「逆ザヤ」状態であることには変わりなく、この景気状況下での値下げと言うのは考えにくい。オマケに3月に値下げしてもSCEの決算に大きく影響すると思えない。もうひとつ理由があるがそれは後述しよう。

では何故、根強く値下げの噂が上がるのだろうか。