地下でも使えるPlaceEngine
PSPを持って地下街を歩くのは割と恥ずかしかった。それは筆者にとって最大のハードルだった。 |
まして、地下ではまったく測定できない。
しかし『みんなの地図3』では「PlaceEngine」というシステムを採用しており、地下での測定を可能にしている。
PlaceEngine
このシステムはWiFi機器のアクセスポイントから自分のいるところを割り出すというもので、PSPの無線LAN機能を使用している。
なのでGPSがまったく機能しない場所でも自分のおおよその場所が把握できるのである。
このあたりはさすが徒歩ナビと言ったところ。カーナビなどがカバーできない点を見事にフォローしている。
実際に地下に降りてみると、GPSが無効になった代わりにPlaceEngineが有効になり、即座に近くのアクセスポイントを検出した。
これは実際非常に面白い。
街歩きにはもってこいの機能だと感じた。
画面中央のマークがアクセスポイント。町中いたるところで登録されている。 |
屋内や地下にいても表示される地図は地上なわけで、どこまであっているのかは若干の不安が残ったが、市街地であれば地上でも検出してくれる。ビルの陰などでGPSから測定できないときには非常に有用だと感じた。
次は本格的な徒歩ナビとして使うため、ちょっとした小旅行に持ち出してみた。
筆者は日本酒が好きで、ちょいちょい地酒の蔵開放などに行く。
普通の旅行であれば車移動が基本だが、お酒を飲むならば交通機関を使うしかない。
しかも酒蔵というとだいたい駅から少しはなれたところにあり、場所もわかりにくいのが常だ。
これはもう『みんなの地図3』に頼るしかない。