接続は拍子抜けするほど簡単ですよ
ボタンをポンポンと押すだけで、あっという間に接続完了。お子さんでも簡単に設定できます! |
前準備としてはPSPのファームウェアを2.00にアップデートして、『LF-PK1』自身もファームウェアを2.00にアップデートする必要があります。
が、現在出荷されている『LF-PK1』はアップデート済みなので、実質その手間はありません。
大まかな手順としては次のようになります。
○『LF-PK1』に同軸ケーブル、(必要なら)外部機器の映像、音声出力を接続する
○『LF-PK1』背面のセットアップボタンを押す
○新しく出たメニュー『ロケーションフリープレイヤー』に接続
後はボタンを数回押すだけ。テレビを観るだけなら本当にこれだけで接続できてしまいます。
外部機器を接続した場合、PSPから外部機器を操作するためにさらに次のセッティングが必要になります。
○外部機器にAVマウスを接続
これはリモコンと同じ働きをするものなので、リモコンの受光部の上辺りに両面テープで貼り付けましょう。
○『ロケーションフリープレイヤー』の設定で、リモコンデータをダウンロード(メモリースティックDUOが必要です)
つまり、『LF-PK1』に接続したAVマウスからリモコンの信号を出して操作するわけです。
リモコンデータのダウンロードも非常に簡単で、自動でブラウザが立ち上がります。迷うことはないでしょう。
ひょっとしたら、将来的にはリモコンデータが更新されることによってさらに多くのAV機器を操作できるようになるかもしれません。
PSPの□ボタンを押すと画面右端にリモコン操作用のパネルが出現して、これでほとんどの操作が出来るようになっています。
欲を言えば、各ボタンにショートカットを設定できれば便利だと思います。是非次回のアップデートで実現して欲しい機能です。
さらに突っ込んだ使い方をご案内
ワイド画角を維持してハイビジョン放送が観れるのはPSPならでは!(実際の視聴はアナログ放送レベルになります) |
それは「地上デジタル放送も転送できる」という点です。
地上デジタル放送はすべての番組がコピーワンス(一度録画すると移動しか出来ない)という仕様で放送されています。だから番組データの取り扱いは非常に難しいんです。
今回『スゴ録RD5』と接続して、S端子で繋げてみたんですが、驚くことにそのままPSPで視聴が可能です。もちろんSD画質(アナログ放送レベル)にダウンコンバートされた画質ですが、PSPならワイド画角を保ったまま視聴できるのが大きな強みといえるでしょう。
実際の視聴では、ハイビジョン放送は最高画質で視聴してもややノイジーで精細感は失われてしまいます。ですが動きのゆっくりとした場面、人物のアップでは高画質を実感できました。
また、『ロケーションフリーベース』は外部入力を2系統持っているのでもう一つIO Dataの『AVEL LinkPlayer』というプレイヤーを接続してみました。
マイナーなプレイヤーなので当然リモコンデータがなく、操作は出来ません。
が、一応視聴は可能なので利用前に再生をスタートしてから持ち歩くという方法もアリかも知れません。
どこでもテレビー(ドラえもん風に)
『ロケーションフリーベースステーション LF-PK1』32,800円 |
僕の携帯電話にはテレビ機能がついていますが、正直電波の関係上、なかなか希望通りの画質では観れないことが多いのも事実。
それと比べると、無線LANが必須という条件こそあれ、これほど実用的なAVプレイヤーもなかなかないのでは。
さぁ、冬のボーナスでちょっとだけ未来を見てみるのはいかがでしょうか?
ロケーションフリーベースステーション LF-PK1