江戸橋を渡る
堀留町の交差点から江戸橋方向へ行く。ちょうどお昼時ということもあって、近隣のビジネスマンたちが大勢歩いている。証券会社などもちらほらあって、日本橋兜町の雰囲気が出てくる。日本橋川にかかる江戸橋 |
江戸橋を渡ったあたりに、多くのお弁当屋さんが出ている。相場はどのくらいかとのぞいてみれば、たいてい500円である。軽トラックで販売しているのもあれば、パラソルを立てた臨時の露店を営む者もある。どこも盛況で行列ができている。
江戸橋を渡り、左に曲がると、兜神社がある。
兜神社にお参りをする
一説には、平将門の兜(かぶと)を埋めたといわれている、ここ兜神社。境内には、黒くごつごつした兜岩がある。かつてこのあたりはこんもりした山で兜山とも呼ばれ、それがこの地の名前の由来になったといわれている。静かにたたずむ兜神社 |
兜神社のすぐ後は日本橋川だが、その下流には鎧(よろい)橋というのがある。兜があれば鎧もある。実におもしろい名前が続く。案内板が立っていて、ここに橋ができる以前は「鎧の渡し」という船着き場があったそうだ。そこに描かれている絵などを見ると、昔はかなり川幅が広かったようだ。
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