法善寺境内にある「夫婦善哉」
ものすごい人であった |
正弁丹吾亭の前にある句碑
織田作之助の句碑 |
関東煮というのは、東京でいうところのおでんである。実はこの店にも寄ろうかと思っていたが、まだ開いていなかった。
この店の前に織田作之助の句碑がある。
行き暮れて
ここが思案の
善哉かな
と書かれた句碑。善哉の読み方は「よしや」だそうだ。
この法善寺横丁は、小さいが、下は石畳でこういった碑がいくつかコンパクトに置かれている。
横丁そのものも掃除が行き届いており、歩いていて実に楽しいところだ。
大阪に生まれた作家、織田作之助は1913年~1947年という短い生涯の中で代表作はこの『夫婦善哉』をはじめとして、『木の都』『可能性の文学』『六白金星』 などがある。
夫婦善哉をいただく
一人に二杯ずつ出てくる夫婦善哉、800円 |
ほどなく名を呼ばれ、中へ。すぐに善哉が出てきた。ここの善哉は夫婦という意味で一人に二杯なのだそうだ。甘すぎずおいしい。二杯だけれど、さほど多くはない。
ここで隣のテーブルにいたご婦人2名がお店の人に、「おいしいたこ焼きのお店はありませんか」と尋ねていた。
僕もその答えに聞き耳を立てたが、どうやら松竹劇場前の「くくる」というお店のようだ。
よし、行ってみよう。
さあ、次ページでは
「くくる」のたこ焼きを食べに行きます!