江戸前穴子天丼
鈴乃家さんの表に貼られた「江戸前穴子天丼」の文字に誘われて思わず入店。 |
きっと海を見ながら歩くことができたに違いない。
時刻はお昼を少し過ぎている。お腹がすいてきた。
鮫洲商店街で「江戸前穴子天丼」と書かれたお店を発見。950円だそうだ。さっそくこの「鈴乃家」さんに入ってみる。
お蕎麦屋さんのようでもあり、ごく普通の定食があったりして、地元の人たちがお客さんというかんじのお店だ。
もちろん穴子天丼を注文。すると、
「お蕎麦かお味噌汁がつきますけど」
と言われる。天丼がどのくらいの量かわからないので、
味噌汁にした。若いころだったらこれが逆の選択になっただろう。
江戸前というのは、東京湾のことである。江戸の前だからだ。
出てきた穴子天丼は、丼をはみ出した大きな天ぷらが迫力!
一口食べればうまい。けっこうな量だし、途中で飽きるかなと思ったら、大丈夫、最後までおいしくいただけた。完食。
品川寺-毘沙門天(びしゃもんてん)
品川区南品川3-5-17にある品川寺 |
そのいくつめかが「品川寺」であった。広い境内には小山のようなところがあり、ここにも七福神が祭られていて、けっこう楽しい。
あれこれ見ていると、あれ、ここは七福神の何が祭られていたかわからなくなってしまったが、ここは毘沙門天である。インドのヒンドゥー教のクヴェーラ神、仏教では多聞神である。戦いの神様として有名だ。
ちなみにこちらの品川寺さんには、江戸六地蔵のひとつがある。江戸時代、六ケ所の出入口に銅造地蔵菩薩坐像が置かれたのだが、こちらは六地蔵の中でも最初につくられたものだ。旧東海道の入り口に1708年(宝永5年)にこの地蔵が造られ、その後、奥州街道、甲州街道、旧中山道と続き、最後の水戸街道に造られたのが、1720年(享保5年)となる。水戸街道以外は現存しているので、ここ以外の4つのお地蔵さんを見に行ってみるのもいいかもしれない。
荏原神社-恵比寿(えびす)
品川区北品川2-30-28にある荏原神社 |
恵比寿さまは、たいてい釣り竿や魚を持っている。もともとは大漁の神様であり、それが商売繁盛などにもご利益があるとされてきた。
さて、七福神もこれまで四柱をお参りをした。残りはあと三柱である。
次ページではゴールの
品川神社までをさらに歩きます!