荒川車庫前

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車庫にはさまざまな車両が待機している。
都電荒川線は、かつての27系統(三ノ輪橋~赤羽)の一部と32系統(荒川車庫前~早稲田)を統合させたものである。前回の散歩、「都電荒川線を歩く 三ノ輪橋~王子駅前」では27系統部分を歩いた。そこで、今回は32系統部分を歩いてみることにする。
かつての起点である荒川車庫前の停留所をスタートする。
ちなみに今回も見出しがそのまま停留所になっている。

梶原

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のどかな雰囲気の梶原停留所。下の写真が「都電もなか」。外箱はいろいろな車両のものがある。味もうまい!
荒川線は、上りと下りの2本の線路があり、それぞれに停留所がある。三ノ輪橋が起点の駅で早稲田が終点なのである。電車の行き先表示を見れば、「三ノ輪橋」なら上り、「早稲田」なら下りである。
さて、この梶原駅の下り停留所に合体するような形で存在するのが「梶原書店」である。
ここは実にユニークで古本を100円均一で売っていたり、新刊の週刊誌やスポーツ新聞を売っていたり、ガムやキャンディーなども売っている。
かつてはこういう停留所と合体している店は多かったはずだ。
さらに梶原ではぜひのぞいておきたいお店がある。それは、梶原商店街の入り口近くにある「都電もなか本舗 明美」である。
ここでは、都電を模した最中を販売している。14個以上のパックには双六のケースがついてきて、外箱となっている電車で遊ぶことができる。
1個からも買うことができて、140円である。
きょうの散歩はこのもなかを食べて歩こう。
ちなみにこのお店は地元でも人気の和菓子屋さんで、都電もなか意外にもたくさんの和菓子が販売されている。

栄町

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「栄町」停留所の下り側にある踏切。
前回の都電荒川線散歩と荒川車庫前~王子駅前はダブっている。しかし、32系統を歩くということで、この区間も歩くことにしたのだ。しかし、このあたりは住宅があったりするのだが、都電の線路沿いに歩くのは難しくなってくる。すると、正面にJRの高架が見えてきて、荒川線はそこに沿って右に大きくカーブしていくことになる。

王子駅前

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車といっしょに走る荒川線。
王子駅前から飛鳥山の停留所にかけては、荒川線でもひときは車両の映える場所である。
そしてここは圧巻。かつて多くあった都電がそうであったように路面を車とともに走っているのだ。しかも専用軌道ではなく、車も線路の上を走っているのがおもしろい。
まず、王子駅前駅より勾配のきつい坂をのぼっていく。
上り電車は坂を下り、下り電車は坂をのぼる。
明治通りは広く、飛鳥山公園に沿って進んでいくことになる。
車といっしょに走っている都電は、なかなか愛くるしいものだ。
横断歩道では、目の前に電車の車体を見ることができるのだ。

飛鳥山停留所より先は再び専用軌道に戻ります。

荒川車庫前~梶原~栄町~王子駅前~飛鳥山までの1.7kmのコース。