散歩/グルメ・行列・銭湯の散歩ルート

つけ麺の祖、山岸大勝軒、ふたたび

都内に「大勝軒」と名乗るラーメン店がいくつかある。今回は、東池袋大勝軒いわゆる山岸大勝軒が復活したのを機にその流れをくむ店を散歩してみた。

増田 剛己

執筆者:増田 剛己

散歩ガイド

大勝軒を巡る散歩、新宿をスタート!

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新宿二丁目にある「十五夜」。何度かきたが、おいしい!
かつて、「閉店を偲び、東池袋大勝軒~早稲田を歩く」という記事を書いたのだが、なんとその東池袋大勝軒が復活しているというのだ。以前のお店は再開発で立ち退いたはずで、新しいお店はその近所にあるとの情報をつかみ、新宿から歩くことにした。

都内に「大勝軒」という店はいくつかあるが、その系図は違うものだったりする。今回は、東池袋大勝軒のホームページに載っているお店を巡ってみようと思う。

まずは新宿にある「十五夜」。看板には「十五夜」は小さく、大きな文字で「大勝軒」とある。訪れたのは午前9時過ぎ。店のオープンは11時だが、すでに店内では仕込みをしている様子。何度かきたことがあるが、やはりおいしい。

明治通りを北上。神田川を渡る

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高戸橋で神田川を渡る
明治通りに出て、池袋をめざすことにした。

途中の高田馬場にも大勝軒系のお店はいくつかある。その名も「大勝軒」と「七福神」である。ただ、前者の大勝軒は中野本家からの流れであることが、ネットで見てわかった。

「七福神」のほうも山岸大勝軒のホームページにも名前がないので、別の系譜なのかもしれない。

どちらも行ったことがあるが、おいしいお店である。というわけで、ただひたすら明治通りを北上する。

池袋で2軒の店をのぞく

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こちらもまだオープン前の「南池袋大勝軒」
池袋駅の手前で線路をくぐって西池袋に出る。

西口の公園に沿って歩くと、「めん屋ごとう」がある。時刻はオープンの少し前か、すでに1人のお客さんが店の前で待っている。ここはまだ一度もきたことがない。お腹もすいてきたので、オープンと同時に入りたかったがガマン。

池袋駅方面に向かう。蒙古タンメンの「中本池袋」といった有名ラーメン店を見ながら駅をくぐって、南池袋方面。ここにも1軒「大勝軒」がある。こちらは何度かきた。隣はこれもファンが多い「ラーメン二郎」である。

さて、いよいよ本丸ともいえる山岸大勝軒。急ごう!
次ページでは再オープンした山岸大勝軒!

新宿、池袋、江戸川橋と東池袋大勝軒の流れをくむお店を歩く11.4km。

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