両国に降り立つとそこはお相撲の世界
両国駅の看板も相撲文字のようなかんじ。 |
さきほどホームでは、帰省するのだろう、大きな荷物を持ったお相撲さんとすれ違った。そう、ここはお相撲の町である。駅前には力士の像などがある。ここでしきりに写真を撮っている人たちは、顔つきだけではわからないが、言葉を聞いてみると、外国人観光客だった。両国も最近では外国人観光客に人気のスポットのようだ。
国技館の前で記念写真
さすがに国技館。大きい! |
子供の頃の記憶では、国技館というと蔵前であった。もともとは両国にあった国技館だが、いっときは蔵前にあったのだ。テレビの大相撲中継の終わりの方で太鼓の音ともにアナウンサーが「蔵前国技館からお送りしました」と言うフレーズが耳に残っている。夕方、ちょうどこの時間にテレビの前にやってきて夕食を待ったものだ。
蔵前から両国に国技館が戻ってきたのは昭和59年のことである。もちろんEくんは蔵前のことなど知らない。もともと江戸の興業としての相撲は本所の回向院で行われた。その後、震災や戦災などで興業する場所が転々としたが、再び両国に戻ってきたのだ。
巨大な力士絵の前で
巨大な力士絵の前で記念撮影。この絵がいかに大きいかがわかるだろう。 |
そうそう、お腹がすいた。今回は両国でちゃんこ鍋を食べる予定だ。それにしても、ちゃんこ鍋を出す店はあちらこちらにある。そういった店を見ながら歩いているだけでもなかなか楽しいものだ。