新大久保駅からコリアンタウンへ

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こんな焼肉を食べに行く。実際ものすごくおいしかったよぉ。
「8月29日はなんの日だか知ってますか?」

オールアバウト、プロデューサーのEくんがこう聞いてきた。うーん、何の日だっけぇ。
Eくんは、笑顔で、

「焼肉の日ですよ」

と言う。えーっ、そんな日があったんだぁ。しかし、なんで焼肉なんだろう。

「ゴロあわせですよ」

と言われ、ちょっと拍子抜け。

「それで、新大久保あたりに行こうかと思うんですけど…」

とEくん。店は自分がチョイスすると胸を張った。ほっほー、ではおまかせするか。しかし、この暑いのに焼肉かぁ。なんだか食欲ないなぁ。大久保通りはすっかりコリアンな雰囲気だ。韓国の俳優のブロマイドなどを売っているお店や韓国料理の店が軒を連ねる。

韓国料理の店「ハンヤン」へ

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これが花三段バラ。油が落ちる仕組みの鉄板で豚肉が焼かれる。焼きあがったら、お店の人がハサミで切ってくれるのだ。
がーん、遅刻だ。午前11時の約束だったが、前の日に深酒してて、朝から仕事をしていたのだが、どうにも効率があがらず、あたふたと出かけたのだが、少し遅れてしまった。

「大久保通りの改札を出て、右に歩いてきてください」

というメールが入る。今は本当に便利になったねぇ。携帯のメールでこういうことも知らせることができる。というわけで、交番あたりまでくるとEくんがいた。

「この先を曲がったところにオススメの店があるんです」

と、たしかにあった。ハングルで書かれた看板に
「ハンヤン」とカタカナ表記。なんの変哲もないお店だが…。
このあたりはコリアンタウンといわれ、韓国料理の店が多数ある。そんなお店のひとつである。

店内に入ると、Eくんが壁に貼られたオススメメニューを指差している。見れば「花三段バラセット」とある。な、なんだぁ、これは。

「いまね、三段バラが熱いんですよぉ」

とEくん。なんでも豚肉なのだそうだ。

「焼肉なのに牛じゃなくて豚でいいの?」

そう聞けば、Eくんは

「いーんです!」

と力強く、川平慈英のように言った。いいのかぁ。しかし、二日酔いの胃には少しつらいかな。

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花三段バラはサンチュで巻いて食べると、これが実に美味!
ご飯ものを頼む。一応、焼肉がメインなのだが、僕が注文したのは石焼ビビンバ。いやぁ、これがおいしかった。

さて、「花三段バラ」は、まず円形の鉄板が用意される。そこに豚のお肉。なんか脂っこいなぁと思っていたのだが、焼けるとどんどん油が鉄板の溝を伝わって下に落ちていく。焼けてくるといい匂いが漂う。真ん中にはキムチ。焼けてくるとハサミで店の人がチョキチョキと手早く切ってくれるのである。

セットにはサンチュやネギサラダなどがついてくる。というわけで、サンチュに巻いて食べてみる。

うううううう、うまい。

見た目とは違って、まったく脂っこくないのだ。僕もそうだが、Eくんも二日酔いだと言っていたのだが、あっという間に平らげてしまった。