ポスティングで松坂大輔の交渉権を得たボストン・レッドソックスはどんなチームか? その歴史からチームカラー、松坂の今後、戦力分析などをまとめた。
【Part1 チームカラー その1】
【Part2 チームカラー その2】
【Part3 2004年のワールドシリーズ制覇】
【Part4 バンビーノの呪い】
【Part5 松坂の年俸・契約はどうなる?】
【Part6 2007年、松坂とレッドソックスは?】
老舗の名門~ヤンキースと永遠のライバル
ポスティングで松坂大輔の交渉権を得たボストン・レッドソックスはどんなチームか? |
しかし、今世紀に入ってからア・リーグ東地区では2005年まで2位と、地区順位では常にヤンキースの後塵を拝している。2006年は地区3位と落ち込み、それまで3年連続出場していたポストシーズンに進出することができなかった。2007年は、チーム編成の立て直しによって、必死にポストシーズン進出を狙っていくだろう。
※ワールドシリーズ優勝回数5回以上の球団
ヤンキース 26回
カージナルス 10回
ドジャース 6回
レッドソックス 6回
ジャイアンツ 5回
パイレーツ 5回
レッズ 5回
※ヤンキースとのライバル関係の詳細は「バンビーノの呪い」の項を参照のこと。
本拠地フェンウェイ・パークと「グリーン・モンスター」
レッドソックスの本拠地、フェンウェイ・パークは1912年に開場。MLB本拠地球場としては最古で、ベースボール文化を代表する美しい球場だ。特徴的なのが「グリーン・モンスター」と呼ばれる高さ37フィート(約11.3メートル)のレフトフェンス。フェンスの下部にはアナログのスコアボードがあり、近年ではグリーンモンスター上にシートが設けられている。
球場の全景も、周囲を5つの道路に囲まれているため非対称形で、外野は右中間方向に広い。左翼側が狭いためのグリーン・モンスターなのだが、ライナー性の打球は阻むものの、フライ性の打球は案外フェンスを越えてしまい、どちらかと言えば右打者有利である。全体としては投手よりも打者有利の「ヒッターズ・パーク」と言われる。
※参考 ボストン・レッドソックス/フェンウェイ・パーク(Walkerz.info)