岡崎に期待されるムードメーカー的役割

小さなサプライズとなった岡崎慎司の「当選」には、二つの理由がある。反町監督によれば、「1・5列目でもトップ下でもプレーできることと、ムードメーカーとしての性格」が決め手になったとのことだ。

より重要な意味を持つのは後者だろう。こういった大会に臨むチームには、ムードメーカーが不可欠である。しかも、レギュラーではない選手がベンチから盛り上げていくことで、チームに一体感が生まれていく。
 
96年のアトランタ五輪代表では、FWの控えだった松原良香がムードメーカーとなった。その一方で、2000年と04年の五輪代表には、第三者に分かりやすいムードメーカーが欠けていた。おそらくFWの序列では3番手か4番手になるだろうが、岡崎は陰のキーパーソンと言っていいだろう。