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高校サッカー、TV主導の感動話が終焉する日

盛岡商が東北勢として40年ぶりに優勝して幕を閉じた高校選手権。全国のレベルが平均化されたが、その裏には選手のクラブユース流れがある。もうテレビ局が煽る感動だけでは、観客の目はごまかせなくなってきたのだ。

執筆者:杉浦 義宏

波乱の高校選手権。40年ぶりの東北勢優勝

野洲が敗退したのもレベルが均一化された証拠でもある
2006年度第85回全国高校選手権は、岩手県の盛岡商が2-1で岡山県の作陽を逆転で倒して幕を閉じた。盛岡商は15回目の出場にして初めて国立(ベスト4)まで進み、そのまま勢いに乗って初優勝を勝ち取った。近年、青森山田(青森)をはじめ、徐々に力をつけてきたが東北勢の優勝は40年ぶりであり、それだけに嬉しいことだっただろう。

今大会はとても波乱の多い大会だった。名門、長崎県の国見高校はこれまで20年間初戦敗退が1度もなかったが、今回は千葉県の八千代に破れ早々と姿を消した。そこから始まり、フランス2部リーグのグルノーブルへ移籍が決まった伊藤翔率いる愛知県の中京大付属中京も、初戦で広島県の広島皆実にPK戦の末、敗れた。秋の全日本ユース選手権を制した兵庫県の滝川第二も、2回戦で埼玉県の武南に敗退。そして昨年度の大会以降、話題を集めてきた滋賀県の野洲も八千代に4-1という大敗を喫して2連覇の夢を打ち砕かれた。
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