波乱の高校選手権。40年ぶりの東北勢優勝
野洲が敗退したのもレベルが均一化された証拠でもある |
今大会はとても波乱の多い大会だった。名門、長崎県の国見高校はこれまで20年間初戦敗退が1度もなかったが、今回は千葉県の八千代に破れ早々と姿を消した。そこから始まり、フランス2部リーグのグルノーブルへ移籍が決まった伊藤翔率いる愛知県の中京大付属中京も、初戦で広島県の広島皆実にPK戦の末、敗れた。秋の全日本ユース選手権を制した兵庫県の滝川第二も、2回戦で埼玉県の武南に敗退。そして昨年度の大会以降、話題を集めてきた滋賀県の野洲も八千代に4-1という大敗を喫して2連覇の夢を打ち砕かれた。