ブラジルが4-3-3?!日本が勝てる要素を探る

先が見えないから消化試合

日韓での「大五郎」カットに続くサプライズはあるか

日本の運命を握るブラジル代表。パレイラ監督はロナウドを出場させることと、カフーをはじめとして何名かの主力を温存することをコメントしている。そういうのも決勝トーナメントの対戦相手が全く予想できないからである。対戦するグループEが今大混戦となっており、4チーム全てに可能性が残されている。特にイタリア、チェコ、ガーナの3チームはグループ首位になれる可能性がある。そのため、ブラジルとしては先が見えない状態なのだ。だから、この試合は完全に消化試合となってしまう。

主力を温存

決勝トーナメントでの累積警告による出場停止を避けるため、すでにイエローカードをもらっている選手は恐らく日本戦には出場しない可能性がある。そのメンバーとはカフー、エメルソン、ロナウド、ロビーニョの4人で、カフーに関してはパレイラ監督は欠場させるとコメントしているものの、しかし、コンディションが万全でないロナウドを調整のために出場させるようだ。

また、出場機会が無い選手は、

GK　セニ、セザール
DF　シシーニョ、ルイゾン、クリス、ジウベルト
MF　ミネイロ、ジュニーニョ、リカルジーニョ

の9名である。イエローカードをもらっているカフーとエメルソンの代わりとしてシシーニョとジウベルト・シウバが起用されるだろう。

あと入れ替えの可能性があるのは、センターバックか攻撃的MFになる。センターバックはルイゾンとクリスの2名とも出場機会がないため、ここで1度は試したいところである。しかし、手堅いパレイラ監督のことだから両方を代えることはない。あってもどちらか1人で、ルイゾン、クリスとタイプが同じであるルシオとの交代になるだろう。

また攻撃的MFはカカとロナウジーニョの替えがゼ・ロベルトくらいしかいないのが現状である。2人とも2試合フル出場で、このまま行けば全試合フル出場の可能性もある。できればここで1度休ませたいところだ。