日本代表ドリームチーム主将にカズ
前日には代表チームが被災地を訪問

「先発はGK楢崎(正剛=名古屋)、DF秋田(豊=名古屋)、小村(徳男=広島)、森岡(隆三=清水)、名良橋(晃=鹿島)、服部(年宏=磐田)、MF本田(泰人=鹿島)、山口(素弘=新潟)、名波(浩=磐田)、FWカズ(三浦知良=神戸)、中山(雅史=磐田)。キャプテンはカズだ」と、ジーコ監督は晴れ晴れした表情でスタメンを口にした。

「新潟県中越地震復興支援チャリティーマッチ がんばれ新潟!」ジーコジャパンドリームチーム対アルビレックス新潟(12月4日14時キックオフ、新潟スタジアム)開催記者会見が26日夕方、都内のJFAビルで行われた。川淵三郎キャプテンとジーコ監督が出席。「ジーコ監督から『被災者の方々のために何かできないか』という申し出があった。それがチャリティマッチ開催のきっかけだ」とキャプテンが経緯を明かした。

11月17日のシンガポール戦のメンバー選考に関しては、カズや中山ら日本代表功労者を呼ぶか呼ばないかで物議を醸した。結局、ベテラン選手は招集されなかったが、日本サッカー協会としては「何らかの形でジーコの意向を叶えたい」という考えを持っていた。これも今回の試合開催を力強く後押しした。

4日のチャリティマッチに先駆け、ジーコジャパンドリームチームは3日に集合。3グループに分かれて被災地を訪問した後、新潟市内に入って前日練習を行う。そして4日14時からのゲームに挑むというスケジュールだ。4日には新潟県サッカー協会登録チームの被災地域から小学生300人を招待。永島昭浩、井原正巳、武田修宏のJFAアンバサダー3人らによるサッカー教室も行われる。

今回のドリームチームには、カズや中山といった功労者だけでなく、駒野友一(広島)、大黒将志(G大阪)というフレッシュな顔ぶれもメンバー入りした。それについてジーコ監督は「彼ら2人はJリーグでコンスタントに働いている。一度、近くで見てみたいという気持ちがあったので、彼らを追加することにした」とコメント。アテネ五輪でも期待以上のパフォーマンスを見せた駒野と今季Jリーグで20ゴールを挙げている大黒にとっては、最終予選メンバー入りへの大きなチャンスになるだろう。

ジーコ監督は同時期に開催されるサントリー・チャンピオンシップとJ1・J2入れ替え戦に配慮。横浜F・マリノスと浦和レッズの選手を召集しなかった。入れ替え戦出場の可能性がある柏レイソルとセレッソ大阪については「柏が入れ替え戦に回った場合は森島(寛晃=C大阪)、逆の場合は明神(智和=柏)を呼ぶことにしている」と指揮官は語った。98年フランスワールドカップ予選を戦った選手たちが久しぶりに一同に会するこの試合。特に「カズ&ゴン」コンビが久しぶりに見られるとあって、注目度は高まりそうだ。

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