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7月9日 日本代表キリンカップ第1戦 スロバキア戦レポート(4ページ目)

アジアカップを控えた日本代表がスロバキア、セルビア・モンテネグロの2カ国を迎えて行われるキリンカップ。第1戦の試合レポートと監督・選手コメントをお伝えします。

執筆者:小野寺 俊明

選手コメント

玉田圭司選手

「前半? やりづらさはなかった。隆行さんと2人でワンツーをした場面もあったし、よくなっていっていると思う。まだまだ改善できる部分はあるけど。

俊さん(中村)からのスルーパス? いつも見ていてくれるのはあるけど、今日はうまく通らなかった。芝が滑りやすくて、もう少しのところでGKの外に出たりとか。でも後半になってよくなった。相手は前に強かったけど、横の揺さぶりには弱かった。勝ったことはよかった。自分の出来はあまりよくなかったね。今日はみんな体が重かった。でもアジアカップに向けての調整という意味では、今が一番辛いし、ここを乗り越えればいい結果が出ると思う。悪い状態の中で勝てたことはすごくよかった」

鈴木隆行選手

「久しぶりの先発? 出るからには点数を取りたいと思ってましたし、とらないまでも得点に絡みたい気持ちは強かったです。前半? カラ回りしていることは全くなかったけど、ミスが多すぎたとは思います。あせりというより、何か仕事をしたい気持ちは強かった。でもここまで暑いと厳しい部分はありましたけど、長い休みの後だったですし。

前半倒される場面? 相手が強いという部分はありましたね。前半までは僕自身、流れる仕事が多かったし、後半はサイドに流れるより自分が真ん中にいて、玉田が周りを衛星的に動くようにしろという指示はハーフタイムありました。真ん中にいた方がゴールチャンスも増えるし、指示通りにやったのはよかったかも。玉田とやる時は自分がそういう役割を果たした方がいいかもしれないですね。アジアカップに向けてもいい収穫だったかもしれない。でも今後、いいプレーをしないと意味がないですけど」

川口能活選手

「アジアとのゲームは今日みたいにたまに攻撃が来る感じになるけど、しっかり集中していけばいい。流れを引き寄せることが大事。この間のインド戦にしても、ループシュートはたまにある。集中すれば防げる。暑さにはだいぶ慣れてきた。これまでも中東に行った経験はある。中国はまた違うとは思うけど、試合を重ねていって、チームの一体感を高めれば大丈夫。とにかくGKがしっかり失点を防ぎ、スキを与えないようにコントロールすればいい。

インド戦の後はいったん休んで、6月28日からノアシャランで練習をしていた。1週間ちょっとだけトレーニングをして、こっちに来たけど、もっと上げられる。練習や試合を重ねれば、アジアカップの時にはいい状態になると思う」

(取材・文/元川悦子)

●ジーコ監督の試合後コメント
●DF・MF選手の試合後コメント

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