望遠レンズで狭めて撮るとより雪を強調できる
望遠レンズで雪が降っている風景を撮影。ここでは傘をさす人物にピントを合わせ、手前に降る雪をボカしています |
ズームレンズを使って撮影すると、ワイド側で広い範囲を入れて撮るより、望遠側で写る範囲を狭めて撮ったほうが降っている雪がわかりやすく写ります。これは、写る範囲を狭めて望遠で雪をクローズアップすることで見えやすく写るというわけです。
この時も背景は雪と同系色の白いところは避けてなるべく濃い色が入るようにします。
フレームの中に中心となる被写体を入れ、ピントはそこに合わせるようにします。単に雪だけを撮る場合は、奥の方にピントを合わせるようにすると手前に降る雪がボケて写り、より雪が降っている感じになって写ります。
また、露出オーバー気味に白っぽくなりすぎると、雪が見えなくなるので、明るめに写る場合は、露出補正をマイナスに設定して撮るとよいでしょう。
雪を撮るときの露出の変化や露出補正の使い方については、「雪だるまが暗く写ってしまう理由とは」の記事を参考にしてください。
できるだけはっきりと雪が写るように撮ることが大事なポイントです。
次のページで、雪を輝かせて撮る裏ワザをご紹介します!>>