ますば室内で練習してみよう
最初は思いのままペンライトを動かして。光の軌道がどのように写るのかを確認しておきます |
コツがつかめたら、具体的な絵をペンライトで描いていきます。動かした跡が見えないのでイメージしながらペンライトを動かしていきます |
まず、カメラの撮影モードをマニュアル(M)設定にしてから、バルブ(Bと表記されている)に合わせます。バルブはシャッターを押している間、シャッターが開き続けるモードです。絞りはF8-12あたりに設定します。絞り値は写り具合によって調整していきます。
撮影モードを設定したら、カメラを三脚に設置し、さらにレリーズシャッターも取り付けます。これで撮影できる準備が整いました。
最初は部屋の中で試してみましょう。電気を消して部屋が真っ暗になる夜間に撮影すると撮りやすいです。
撮影の手順
- 部屋の中で撮影する場所を決め、カメラを設置
- カメラを設置したなら、ペンライトで光の軌跡を写していく範囲に合わせてズームレンズでフレームサイズを決める
- フォーカスモードをマニュアルに設定し、ペンライトを動かす場所にピントを合わせておく。誰かにその位置に立ってもらうか、何か物を置いてピント合わせをするとやりやすい
- 部屋の電気を消して、レリーズシャッターを押し、ロックしてシャッターを開放に。シャッターが開いている間にペンライトで好きに絵を描く
- シャッターを開いている時間は、長くても30秒程度を目安に
- 描き終わったら、シャッターを切る
以上が一連の流れです。最初は慣れるまでかかるかもしれません。シャッターを操作する人と絵を描く人のペアで撮影するとやりやすいでしょう。
撮影している間に人物も写ってしまいそうですが、長時間露光中は動いているものの画像は消えてしまいます。絵を描く人は一か所に留まらず、ペンライトを動かすのがコツです。
練習がうまくいったら、次のページでは背景を入れる方法で絵を描いてみましょう!