写真撮影/風景・夜景を撮る

きれいなお月さんを撮ってみませんか(2ページ目)

月がきれいに見えたとき、写真に撮りたくなることありますよね。少しのコツで見違えるほどきれいに月が撮れます。お月見がてら撮影してみませんか。

瀬川 陣市

瀬川 陣市

写真撮影 ガイド

人物、ウェディング、料理、建築、海外取材など広い分野の撮影を行ってきたプロの経験をもとに初心者でもわかりやすい記事や単行本を執筆。これまで数多くの撮影講座、写真整理講座等の講師を担当。ピンポイントな内容ですぐに使えて撮影がより楽しくなる内容を心がけアドバイスしています。

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三日月は、長く写すと影の部分も見えてくる

きれいな三日月が夜空に上がっているのを見つけたときに、「うぁ、きれい!」と小さな感動を覚えることも少なくありません。

そんな三日月は、撮り方によっては、少しおもしろい写真が撮れます。

三日月-1
オート設定で三日月を撮影。露光時間は約3.8秒。光っている部分だけが写っています。


三日月-2
今度は、露光時間を10秒にして撮影。すると影になっていた月の部分も写りました。


普通に撮ると、これぞ三日月といった細長い見たままの形として写ります。しかし、すこし長めにシャッターを開いて撮影すると、影なっていた部分の月までも写りこんできます。

これは、シャッターを長く開いていると、暗くて一見見えない部分も写りこませることができるためです。月はご存知のように太陽の光に反射して輝いているわけなので、三日月でも月はそのままの形で空にあるわけです。

その見えない部分もシャッタースピードを長くすることで、影となっている部分も写りこみ、このように見えるようになります。


シャッタースピードなどについては、写真の露出について知ると簡単にわかります。『露出なんて簡単カンタン!?』の記事や『露出はこれでマスター!』
もご参考にどうぞ。



次のページでは、満月のきれいな撮り方についてご案内しましょう!
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