歯を見せることで笑顔と認識
実際にどのような手順で撮影がされるのか、ソニーのDSC-T200をモデルにスマイルショッターを使ってのサンプルでご覧いただきましょう。まず、スマイルシャッターモードで撮る人物の顔を認識させます。設定が出来たらあとは、ニッコリ笑ってもらいます。 |
このモデルさんの場合、軽く口角を上げて笑顔作ったところでシャッターが切れました。撮れたところの画面です。 |
まず、スマイルモードにし、顔認識機能で、写したい人物の顔を認識させます。これでカメラはスタンバイの状態になります。あとは、写る人がニコッと笑うことで自動的にシャッター切れるというわけです。
さて、カメラは人の顔のどこを笑顔として認識しているのでしょうか。ソニーのスマイルシャッターの場合では、次のような笑顔によく反応するそうです。
【笑顔と認識されやすい条件パターン】
・口を開けてしっかり笑った笑顔
・歯が見えた笑顔
・目が髪に隠れず、笑ったときに目を細めに見せる
総合すると、口を開けて歯が見え、目が細まった顔を笑顔と認識しているようです。
ソニーの機種では、笑顔の度合いにも個人差があるので、「スマイルレベル」という反応調節機能も搭載されています。あまりカメラが笑顔と認識しないような場合は、「強レベル」、笑ってないのにシャッターが切れてしまう場合は「弱レベル」というように微調整もできます。
笑顔と一口に言ってもいろいろあると思うのですが、皆さんの笑顔はカメラが反応してくれそうですか?
複数のひとを撮るときには、さらにおもしろい機能があります。次のページでご紹介しましょう!