自分の評価で撮る
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| 瀬川が街中で、思わず撮りたいと感じて撮った写真を何枚か載せておきます。この写真のタイトルは『白いおしゃれさん』とつけてみました。 |
なんでもない街の風景でもその一瞬のとらえ方で、作品を撮ることができます。その瞬間のとらえ方は各写真家の価値観によって異なり、それがそれぞれの作風として見る人に伝わるわけです。
しかし、「これを撮るといい写真に見せることができるかな」と見る相手の評価をもとに写真を撮ってしまうことは誰しもしてしまうこと。それ自体が悪いことではありませんが、もし自分のオリジナルの写真を撮りたいのであればここは、自分が撮りたいものだけに絞って撮るべきでしょう。
梅佳代さんが撮る被写体は、歩きながらハッと気になるものばかり。それは他の人から見たらなんの意味もなさないものもたくさんあります。それでも彼女は撮ります。彼女にとってはそれは撮りたい被写体だから。
自分にブレない軸があってこそでできるワザですが、この軸を作ることはとても大事。写真が作品になるかどうかのポイントと言ってもいい要のところです。誰になんと言われようが好きというものを追い求めることで、できる撮影方法と言えるでしょう。
『うめめ』から学ぶ撮影術 ポイント2
～自分が撮りたいもの、好きなものだけを撮る
そして最後のポイントを次のページでどうぞ！
