今まで撮り溜めた写真を年賀状に使ってみようと思ってる方も多いのではないでしょうか。今回は、一枚の写真をそのまま使って、文字を載せて作る年賀状を選ぶときのポイントをまとめてみました。
これから年賀状用に写真を撮る場合にも応用していただけます。
文字を載せるスペースがあるものを選ぼう
写真そのものに賀詞やあいさつ文を載せて作る年賀状をイメージするときに、まず考えるのはどこに文字を載せるとバランスがよくなるかということです。まず候補となる写真を見たときに文字を載せたイメージがしやすいものを選ぶのがいいですね。これはちょうど、雑誌などの表紙の制作に似ている作業です。表紙に使う前提で撮影するときには事前にタイトルや文章などを載せるスペースを考慮して撮ることが多いので、お手持ちの雑誌なども参考にしてみるのもいいでしょう。
そのままでは、年賀状に使えない画像でも、画像処理ソフトを使って、トリミングしてバランスをいい画像にしてしまうのもひとつの方法。周りの不要な部分は省いてしまい、必要なところを残すときに文字を載せるスペース配分も考えてやってみましょう。
上か下にスペースがあるものが基本
ちょうど下の部分にあるピンクのボールの箇所が文字を載せるのによさそうです。上下にこのようなスペースのある写真は年賀状として使いやすいですね。 |
そして、出来上がったのが、年賀状がこのような形です。ここでは、「ペイント」を使って、単純に文字載せをしただけです。文字載せは、もっとテクを駆使して素敵なものにしていただければと思います。
写真を使った基本の形。子どもらしく、ひらがなで賀詞を加えてみました。○の部分には、それぞれの名前を入れます。 |
このレクチャーでは、写真の選び方をメインにしてますので、年賀状制作のソフトの使い方などに関しては、その道のプロのガイドさん達の記事をご参考にしてください。
写真の隙間に文字に入れればOK
富士山の写真。この写真の空いたスペースに年賀状の言葉を入れていきます。
そして、文字を入れて作ったのがこのようなもの。なかなかまとまってると感じませんか?小さい隙間でも文字の組み方などを工夫して入れることで、オリジナルの年賀状に仕上がります。
多少、写っているものに文字が被っても全体的に写真が損なわなければ大丈夫です。どう見せたら楽しいかなということを考えながら作ると、思いも寄らなかった傑作が生まれるかもしれませんね。いろいろ考え、楽しみながら作ってみるのはいかがでしょう。
次のページでは、インパクトのある年賀状、干支になりきった写真などを使ってみます。