はしゃぎまくっていいとなったらそこはもう子どもたちのパラダイス。そこは絶好のシャッターチャンスのパラダイスでもあるのです。そうなんといわれようとパラダイスなのです。
今回は、室内で遊ぶ子どもたちを撮ることをレクチャーしてみましょう。 遊んでいる中にとびっきりの表情やシーンが現れます。そんなシャッターチャンスを狙ってみましょう。
「ママは撮る」とのタイトルにしましたが、パパが撮ってもOKです。もちろん、じぃじやばぁばでも大丈夫です。それでは始めましょう!
フレームアウトもなんのその
元気いっぱい走り回るシーンでは多少フレームアウトしてもそれが動き回っている表現になります。フレームにあまりこだわることなく撮ってみましょう。 |
走り回るものを撮るのはちょっと難しかったりしますね。それはカメラで追いきれないためにシャッターを押せなかったり、動いているのでフレームに収めるのが難しかったりするのが大きな要因です。
だけどちょっと視点を変えてみませんか。
今までは難点だったことを利点に変えてしまえば、いままで難しいと思っていたことも有利に活かすことができます。フレームに入れようとすることは、まさに俗に言う「枠にはめる」ということ。これをとっぱらってしまうのもいい考えです。
じっとしていないのが子どもなら、写真だって多少枠からはみ出ているところが元気な子どもたちの表現にもなります。なので走り回るシーンではフレームから少しはみ出すことはよしとして撮ってみましょう。
ただ、顔が写ってないと誰だかわからないので少なくとも表情がわかるようには撮るようにしましょう。
室内で動き回る子どもたちを撮る時は、フラッシュを使うと撮りやすいです。フラッシュを使うことで動きの瞬間を止めた写真を撮ることができます。これなら走り回る子どもたちも案外簡単に撮ることができます。コンパクトカメラで撮る時には、フラッシュ発光できるように設定しましょう。
動く被写体を撮る機能
フレームにいっぱいのこんなシーンは子どもたちのはしゃぎようも伝わる感じがしますね。 |
動く被写体を撮るときは、大まかに横から撮るパターンと正面から撮るものに分けられます。コンティニュアス機能では、正面から走ってくる被写体には効果があります。横の動きのものは、フラッシュで動いている一瞬のシーンを押さえるようにするといいでしょう。
フレームという枠にとらわれず撮ってみましょう。その中にはきっと子どもらしさがはじける一枚があることだと思います。
次のページでは、会話が聞こえてきそうなシーンを!