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ライトゲームの場所選びのコツ-港湾編3-

今回も引き続き港湾を舞台としたライトゲームを展開してゆきます。障害物周りを果敢に攻めましょう!

執筆者:中山 一弘

障害物周りを攻める

26番
人口の障害物周りはライトゲームでもメインとなる舞台。なるべく効率よく攻めるのが重要だ
港湾には非常に多くの障害物がある。もともとそれ自体が人為的に作られた地形であるということもそうだが、そのほかにもバースやテトラなど、魚にとって非常に住みやすい障害物がたくさんあるのだ。もちろん、アングラー的にもこうした場所を狙うのは定石。多くの魚の着き場となり得るので、まず攻めてみたいポイントといえるだろう。

タイトに攻める

26番
障害物周りの基本はタイトにルアーを通すこと。しかし、流れがあるときや魚の活性が高い場合はその周囲も狙い目になる
障害物周りはなるべくタイトに攻める必要がある。根ガカリを恐れることなく、なるべくピンポイントにルアーを入れることができれば、それだけヒット率も高まるのだ。なので、こうした場所を専門的に狙う場合には、やや太目のタックルで挑んでもよいだろう。また、使用するルアーもジグヘッドを中心にテキサスリグ(※ブラックバス編参照)など、ウィードレス効果のあるリグを使うのも効果的だ。


具体的な攻め方は障害物のなるべく近くにルアーをキャストし、フォールで食わせる方法が一般的。活性が高く、障害物から離れて盛んにエサを追うようなシチュエーションなら、すぐ近くにルアーを通すだけでも釣れるが、それ以外の時間帯は障害物の中に身を潜めているか、ぴったりと寄り添っていることが多い。よい時間帯以外のときは、なるべくタイトに攻める必要があるのだ。


魚の活性が高くなるきっかけのひとつの潮流の変化がある。狙った障害物回りに潮流のヨレができるようなシーンでは、障害物よりやや離れた場所もポイントになりやすい。流れでできる反転流や潮流の早い部分との境目などにルアーが通るようにアプローチしよう。

ルアーは基本的になんでも構わないが、ややボリュームがあるほうがアピール力があって使いやすい。例えば、ストローテールよりはグラブタイプ、などといった具合だ。また、いったん底まで落とす場合はしばらくシェイク(ルアーの位置を動かさず、その場で小刻みに揺らす)してみるのも悪くない。その場合はラバースカートがついている小型のラバージグなども効果的だ。

>>まだまだ続きます、ライトゲーム実釣編!>>
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