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**カラーの花言葉は「乙女のしとやかさ」!**
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**優美でしなやかさが魅力的な「カラー」**
初夏に咲き始める「カラー」はとてもりりしくて、見ているだけで気持ちがシャン!としてきます。ジューンブライドブーケにもナチュラルステムのアームブーケとして人気の高い花ですね。名前の由来は、ギリシャ語で「美しい」という意味の「Calla」と修道女の襟に似ているのでカラーの名前が付いたという説があるそうです。
カラーは、別名にもあるように「オランダカイウ」と呼ばれており、日本には江戸後期にオランダ船により持ち込まれたといわれています。多くは白色の花だったのが、今では品種改良され、黄色はもちろんピンクや紫、オレンジなどバラエティに富んだ品種が出回るようになりました。そのカラーの花びらに見える漏斗状の部分は仏炎苞(ぶつえんほう)といい、葉が変化したもので、花はその中の中心部にある黄色い棒状のものであり、その上部に雄花、奥に雌花が集まっているのだそうです。
ところで、カラーをお店に買いに行くと花しか置いていませんよね。よく葉も欲しいのにっと声を聞きますが、実は、葉はすぐ黄色くなり、切花としては向かないとの理由からだそうですよ。ちなみに国内では「カラー」と伸ばすのですが、海外では「カラ」といって伸ばさないそうです。不思議ですね。
フラワーセラピー効果としては、スーッと伸びた茎を生かしたデザインを選ぶと良いでしょう。高めのほっそりした花器に静かな時間が流れる空間を用意してくれるので、そのゆったりとした時間を楽しまれてはいかがでしょうか?無理をせず、ありのままの自分と向き合うことで、心身のバランスが整い、少しずつ元気になっていく自分を発見できるかも知れませんね。
では、健やかな時間をお過ごしくださいね。