群馬県にある高崎市タワー美術館で開催中の「美術館で夏休みを過ごそう!─現代日本画ワンダーランド」展は、若手の磯部光太郎、神戸智行、塩崎顕に、岡村桂三郎と角田信四郎が加わり、親子で楽しめる展覧会をテーマに、自然や動物を描いた作品が展示されています。日本画の名品を数多く収蔵する同館が、夏休みならではの親しみやすい企画で楽しませてくれてます。
個性的でおもしろい現代の日本画を
遊園地や公園に行った気分で
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岡村桂三郎 |
本展を企画した同館主任学芸員の野本学さんは「今回の展覧会は、個性的でおもしろい現代の日本画を、生きものや自然など、親しみやすく、わかりやすい題材を描いた作品で紹介しようと企画しました。夏休みは、なんとなくウキウキする季節ですが、その気分を美術館でも味わえるよう、大人と子どもがともに楽しめるような作家5名の作品45点をセレクトしています。小さな生きものに目を向け、身近な自然に気付かせてくれる作品もあれば、はたまた思わず口元がゆるむ作品もあって、多様に広がる日本画の世界の一端をうかがうことができます。遊園地や公園に行った気分で、それぞれの作家の作品世界に遊んでみてください。」とウキウキと語ってくれました。
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塩崎顕 |
また関連事業として、小中学生を対象としたワークショップも開催され、本展に出品している30代の若手日本画家3名が講師をつとめ、下記の要領で開催されています。
■ワークショップ日程→
詳細
その1:身近な生きものを描く
日時:2007年7月22日(日)14:00~16:00
講師:
磯部光太郎
その2:「好きなモノを描く」
日時:2007年8月4日(土)14:00~16:00
講師:
神戸智行
その3:「言葉のなかに登場する生きものを描く」
日時:2007年8月18日(土)14:00~16:00
講師:
塩崎顕
■展覧会情報
展覧会名:美術館で夏休みを過ごそう!─現代日本画ワンダーランド
会期:2007年6月30日(土)~8月26日(日)
会場:
高崎市タワー美術館