日本画/日本画関連情報

日本画・制作体験型イベント

佐藤美術館では、収蔵品展の付帯イベントとして日本画、レリーフ、鉛筆デッサンの3つ講座の制作体験型イベントが開催されます。

執筆者:松原 洋一

新宿区大京町の佐藤美術館では、5月10日(木)より6月15日(金)まで新収蔵品を中心にした収蔵品展が開催されますが、本展の付帯イベントとして、日本画をはじめとする様々な素材に直接触れる「制作体験型イベント」が予定されています。このイベントでは日本画、レリーフ、鉛筆デッサンの3つの講座が企画されていて、日本画の講座は、講師が描いたハガキサイズの下図に参加者が着彩して作品を完成させるもので、初心者でも日本画の制作を体験できる内容になっています。詳しくは下記の通り。

佐藤美術館・制作体験型イベント

(1)「千々岩修の日本画体験」~季節の花・菖蒲と躑躅(つつじ)~
千々岩修「ちからの根源」尖展 2007

講師:日本画家・千々岩修
内容:講師描き下ろしの下図をもとに岩絵具で着彩。下図の絵柄は「菖蒲(縦構図)」と「躑躅(横構図)」の2種類から選択できます。下図はそれぞれ先着順25枚限り(一人一枚限り)。
・5月27日(日) *予約なし
・参加受付:午前11時より午後4時
・定員:先着順50名(定員になり次第受付終了)
・所要時間:初心者で1時間程度
・完成サイズはハガキサイズ(100×148ミリ)
・着彩に必要な道具類は希望者に貸出
・参加費無料(入館料が必要)

(2)「植物を使ってレリーフ(壁飾り)を作ってみよう!」
講師:いけばな草月流師範の中川彩萠、水野理美
内容:「植物」を用いたレリーフ作り。植物素材のもつ色や形をよく観察し、絵を描くような気持ちで自由に制作。
・6月3日(日) 

(3)「藤原由葵のデッサン教室」~鉛筆デッサン「卵」に挑戦~
講師:画家・藤原由葵
内容:卵をモチーフに絵画の基礎となる「鉛筆デッサン」を体験
・6月10日(日) 

■詳細はこちら

■問い合わせは
財団法人佐藤国際文化育英財団・佐藤美術館 学芸部
住所:東京都新宿区大京町31-10
電話:03-3358-6021 FAX: 03-3358-6023

展覧会概要

展覧会名:収蔵品展 ~新収蔵品を中心に~
主催:財団法人佐藤国際文化育英財団
会期:2007年5月10日(記)~6月15日(金)
休館日:月曜日
開館時間:10:00~17:00(金曜のみ~19:00まで)
入館料:一般 500円 学生:300円 中学生以下無料
展示作品:約20点(日本画・油画・版画)
主な展示作家:奥村美佳・岡村桂三郎・藤原由葵・荒井経・小木曽誠・マコトフジムラ・千々岩修

奥村美佳「白暮の航路」2006
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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