心新たに節約貯蓄に取り組みましょう!
そうなってくると、やはり必要なのは「家計防衛」といういことになります。
目標に向けてしっかり貯蓄したい!と思われてる方も、やりくりだけで精いっぱい、貯蓄なんて二の次と思われてる方も、新年のタイミングで家計を見直し、不景気下でもしっかり節約貯蓄を実現させましょう。
お金の流れを把握しよう
新年、家計簿を付け始めるには最適なタイミングです。今まで家計簿を付けたことがないという方、家計簿はいつも3日坊主で続いたことがないという方も、せめて大まかな収支が把握できるよう最低3カ月ほどは家計簿を付けてみましょう。どうしても続かないという方は、買い物のレシートをノートに貼るだけでもOKです。自身の買い物のどこに無駄があるのかが見つけられるだけでも十分な効果です。
しっかり家計簿をつけられないという方は、直接財布から出て行くお金ではない支出(光熱費、ローン、住宅費用など)を費目ごとに口座を分類し、通帳管理をしてしまうのも手です。
とにかく重要なのは、大まかでも良いのでお金の流れをしっかり把握することです。短期的な赤字黒字だけで判断せず、年間収支を考えた時にどのくらいの節約貯蓄が可能なのかわかれば、貯蓄への近道となります。
無駄な習慣を洗い出そう
ずっと見直していない携帯料金のプラン、会費だけ払い続けているスポーツクラブ、使いもしないクレジットカードの年会費……こんなちょっとした無駄、心当たりはないでしょうか。他にも、毎日通勤途中につい買ってしまうコーヒーや、スーパーのレジ脇に置かれた新商品のお菓子に手が伸びたり、帰り途についコンビニへフラッと寄ってしまったり、といった些細な無駄習慣も洗い出してみてはいかがでしょうか。
めいっぱい節約もしてるし無駄使いなんてしてるつもりはない、という方でも、意外な無駄を発見できるかもしれません。新年の抱負を考えるついでに、今までの消費行動を振り返ってみると良いでしょう。
見直しの面倒な「無駄」を無くそう
住宅ローンの見直しや保険の見直しは、節約効果が大きいとわかっていても、見直すとなるとなかなか重い腰が上がらないものです。これらも新年を機に、一気に見直してしまうと良いでしょう。特に保険の見直しは、家族のライフステージに合わせて随時見直していきたいものですので、数年前に見直したから大丈夫、という方も今一度保障内容や保険料の確認を。場合によってはやみくもに解約してしまうのは損する場合もありますので、注意が必要です。
見直したいけど難しくてよくわからない、という方は、FPなどの専門家に相談をしてみて下さい。専門家に心当たりがない方は、無料相談のサービスを利用すると良いでしょう。
保険マンモス
こちらのサイトでは、FPの保険見直しの無料相談を受け付けています。保険代理店のサービスではありませんので、特定の保険を勧誘されたりする心配もなく安心です。
貯まる仕組みを作ろう
いくら節約を頑張って無駄を省いても、余ったら貯蓄をしようと思っていてはなかなか貯まらないものです。貯蓄をするなら必ず先取り貯蓄をするようにし、支出はきちんと予算を決めた中でやりくりをする癖を付けなければなりません。
貯めるための手段として確実なのは、給料天引きで財形貯蓄をしたり、口座引き落としで定額貯金をするといった強制貯蓄です。まずはできる範囲の金額でかまわないので、貯める仕組みを作ってしまいましょう。
特に来年度から始まる子ども手当が受給できることになる世帯は、せっかく入金されたのに気付いたら生活費に消えてしまう……なんてことがないよう、最初の段階からきちんと分けて貯蓄ができるように口座管理をし、子どもの学資金などに役立てられるよう、貯める仕組みをしっかり作っておきましょう。
また、大きな額の貯蓄にはなりませんが、財布の中にある小銭を貯める小銭貯金も有効です。毎日財布の中に残っている50円以下のコインは全て貯金箱に入れる、といったようなルールを作って貯めてみてはいかがでしょうか。チリも積もれば何とやらで、1年後にはミニ旅行ができるくらいの金額は貯まるでしょう。
景気は悪化しても家計は明るく!
新年こそ節約貯蓄を実現するべく、気持ちも新たに頑張りましょう。