落語/落語関連情報

「落語会を開いちゃう」実践編:その1

以前、「セカンドライフで落語会を開いちゃう」という記事の中で落語会の開催方法を紹介させていただきました。今回は「実践編」として実際の落語会を開いた様子を紹介させていただきます。

執筆者:清水 篤司

神社で落語会

安元年中(1175~1177)に社殿を造営し武神として崇敬したのを始めとしている神社ゆえとても歴史が古く由緒ある神社です
今回、会場となった場所は安産と子育ての神様として有名な群馬県高崎市に 鎮座する山名八幡宮神社です。

落語会を開催した日(10/15)は神社の「秋季大例祭」のイベントの一部として開催されました(実はここの宮司さんが落語好きでここ数年、秋祭りで落語会を開いてるようです)。

この落語会までの様子を準備や設営を含めて、お伝えします。落語会を開催する際にお役に立てればと思います。

会場の確保

使用したの会場は改築されたばかりでとても綺麗でした
会場となった場所は神社内にあるセレモニーホールを使用しました。神社での祭事等を行うところなので舞台等の設備はなりません。

しかし、左の写真でもお分かりのとおり、仕切り等がなく、部屋の見通しも良く、広さも手ごろで落語会を開催するには最適な会場でした。

それと、忘れてならないのが、楽屋部屋。噺家さんは年がら年中着物を着ているわけでなく(笑)当日も普段着(洋服)でやって来て、高座に上がるときだけ着物に着替ます。

楽屋はこんな感じです

これだけきちんとした楽屋が用意できなくてもOKです。しかし、噺家さんが着物に着替える場所だけは確保しましょう
この会場のすぐ奥に、休憩する場所がありましたので、そこを楽屋として使わせていただきました。

ここは高座となる場所のすぐ裏手で、楽屋から扉二つ挟んだ所にあるので、出囃子がなってから他の人に合わずに、すぐに登場できるのでとても便利でした。

【関連リンク】
・今回の会場:山名八幡宮のホームページ
・関連記事:セカンド・ライフで落語会を開いちゃうでさらに詳しい落語会の設営準備をごらんください


次ページでは、噺家さんの出演交渉の手順を紹介します。
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