落語/落語関連情報

SWAを知っていますか?(3ページ目)

落語界のSMAP?ことSWA(創作話芸アソシエーションを略してすわっと読みます)をご存知でしょうか? 新しいプロレス団体ではありません。現在の落語ブームを引っ張る超・人気創作集団です。

執筆者:清水 篤司

春風亭昇太/背番号4(しゅんぷうてい「し」ょうたの4):

春風亭昇太1「権助魚」「御神酒徳利」-「朝日名人会」ライヴシリーズ29:古典落語もきっちり昇太ワールド全開で楽しく聞かせてくれます。
SWAのリーダー格。メンバーの中でも突出して芸暦が長いのですが、噺家独特の古めかしさや堅苦しさがまったく感じられない不思議な噺家です。

また現在の落語界の中で、もっともメディア露出が多い噺家の一人です。

■春風亭昇太の主な活動
笑点(日本テレビ)の大喜利メンバー
BS笑点(BS日本テレビ)で司会進行役を担当
タイガー&ドラゴン(TBSテレビ)に林屋亭どん吉役で出演
オールナイトニッポン(ニッポン放送)で月曜日(25:00~27:00)を担当

また落語界のスーパースター軍団である「六人の会」(春風亭小朝、笑福亭鶴瓶、立川志の輔、林家正蔵、柳家花緑、春風亭昇太)のメンバーでもあります。

ご贔屓のみなさま/背番号5:SWAの永久欠番

ゴヒイキの「ゴ(5)」から取ったものでSWAファンのための永久欠番です。つまり、SWAというグループはメンバーだけでなくお客さんと一緒に作り上げていくものということなくでしょう。

柳家喬太郎/背番号6(やなぎやきょうた「ろう」の6)

ノンストップ爆笑ライブ 柳家喬太郎の「夜の慣用句:この人の新作落語は現代を巧みに、そしてシニカルに切り取る。
新作落語家のホープでありながら古典落語(とくに人情噺)の名手・柳家さん喬の一番弟子ですので古典落語の基礎もしっかりしています。

普通、新作派か古典派のどちらかに偏りがちですが、この人は両方こなします。そして、どちらを演じても質が高いという稀有な噺家です。

この人の高座は客を自分の喬太郎ワールドに引き込んでいくスタイルなので、一度ハマッたら新作だろうが古典だろうが、フリートークでもいいから、この人の噺が聴きたくなります。つまり喬太郎噺に夢中にさせる。ゆえに現在、もっともリピーター率の高い噺家の一人であります(とくに女性の追っかけが多数)。

一度、喬太郎ワールドを体験してみてください。ハマルこと請け合いです。

【関連リンク】
SWA!すわっ!はSWAメンバーによるブログ
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