作詞・作曲
ガイド:テクノポップという観点から「宇宙メトロ」「wise brain computer」「ナイロンウェーブ」「Retro Radio Disco」などの“近未来”/“レトロフューチャー”な歌詞とサウンド がとっても素敵です。近未来的なものに対しての愛着は深いのでしょうか?
あずみ:
ありがとうございます。歌詞作り冥利に尽きます。しかし近未来的なものに対して特に愛着が深いというわけではありません… でもそういうものを意図して表現するのは好きです。プロデューサーが自分の好みとは別に何かをプロデュースする時の感覚に近いのかもしれません。
ガイド:
作詞・作曲は分担されているみたいですが、どのようなプロセスでやるのでしょうか? 割とすんなりと決まっていくのですか? それとも結構お互いにダメだしとかするんですか?
あずみ:
主に作詞は桑舘あずみ、作曲は入倉もん吉が担当していますが、特に意識して分担しているわけではありません。私が曲を作る場合もあるし、もんちゃんが歌詞を作る場合もあります。プロセスは大体、どちらかが曲を作ったものに歌詞を乗せる感じです。私が作る時は大体歌メロが先に浮かんでそれに曲を乗せていくことが多いです。ダメだしというか、ここはこういう展開の方がいいんじゃない?というのはよくあります。
もん吉:
あと、ステージでやりたいパフォーマンスや動き等を先に考えてから、それに合わせて曲を作る場合も多々あります。
UKツアー
ガイド:ベスパ☆くまメロのライヴ |
あずみ:
言葉が通じない分、楽曲やパフォーマンスをストレートに感じてくれたと思うのですが、とても盛り上がりました。日本舞踊、剣舞の曲「はぐれ雲」では、もんちゃんが刀を抜いてオーディエンスの中に飛び込み、斬り掛かるパフォーマンスがあるんですが、その時はさすがにびっくりしたようで、斬り掛かられて動きが止まってしまったお客さんもいました(笑)。終わった後の反応も良く、とても楽しんでもらえたようです。