『冬のソナタ』などユン・ソクホ監督が手がけた四季シリーズの完結編、BSで放送されて話題となっている『春のワルツ』がBSでの好評いよいよ4月7日(土)からNHK総合テレビで放送されます。地上波進出を前に、主役のソ・ドヨン、ハン・ヒョジュ、そしてユン・ソクホ監督が来日しました。みずみずしいキャストで注目!の『春のワルツ』。主演の2人の意気込み溢れる会見の模様をお伝えします。
(『冬のソナタ』ではホワイト、『夏の香り』ではグリーン、『秋の童話』ではブラウンとテーマカラーで映像を描くユン・ソクホ監督。さて、『春のワルツ』は何色でしょうか。答えは最後のページで!)

役になりきって日記を書いたことも

『春のワルツ』はフレッシュなキャストが魅力
プレス:
初主演で役作りで苦労されたかと思いますが、どんな点が大変だったのか教えてください。

ソ・ドヨン:
私が演じるチェハは、アイデンティティーが混乱した人物です。他の人の人生を生きるというのはいったいどういうことなのかと言うことで悩みました。それを見つけるのが大変でした。また、プロのピアニストとしての彼を表現するのも苦労しました。プロのピアニストの公演を聞きに行ったり、演奏のDVDを見たりして理解を深めました。ドイツ語やワルツの勉強をし、できるだけチェハのキャラクターに近づくようにしました。

ハン・ヒョジュ:
監督が私を起用してくれたイメージがあるため、私が持っているもともとの姿を自然に見せようという努力をしました。自分自身をウニョンに重ねようとしたのです。それでも彼女の気持ちが理解できないときは、ウニョンになりきって日記を書いたり、亡くなった母への手紙を書いたりしました。

プレス:
主演のふたりの長所を短所を教えてください。

ユン・ソクホ監督:
ソ・ドヨンさんの長所から話したいと思います。韓国の俳優はやわらかさと意志の強さを併せ持った人が多いのです。例えば冬のソナタのチュンサンがそうです。しかし、今回の『春のワルツ』では、ヨーロッパ的な高級感やピアニストが持っている感覚などがあり、イメージにピッタリだったと思います。演技は新人だったので前半苦労した点もあり、それは本人も自覚しているのではないでしょうか。でも、途中で開眼し、演技力がめきめきついてきました。一方、短所ですが、もう少し融通が利くところがあってもいいのでは、ユーモアがあってもいいのではという気もしました。

ハン・ヒョジュさんについては、オーディションのときに「高校のときにスマイル賞をもらった」という話をしていました。明るく健康的なところが長所だと思います。逆に短所は、たくましいところです。野性的な感じがあるのですが、これから恋をして傷ついたりすれば、変わってくるのではないかと思います。


次ページでは、四季シリーズ最終章への思いを語ります。