好きなタイプはサムスンとウナンの長所をもつ女性
(c)Hirofumi Miyata |
ヒョンビン:
このインタビューは『百万長者の初恋』のプロモーションを兼ねていますよね? ……だったらウナンです(笑)。どちらが好みかは難しい質問ですね。サムスンのいいところは仕事に対して、情熱を持った一生懸命な女性であるところ。そして、愛もないがしろにするのではなく一生懸命に取り組むところ。一方、ウナンのいいところは、抱きしめたくなるところ。自分が痛みを持っていてもそれを外に出さず自分の中に秘めているところが彼女の魅力だと思いますね。ですから、ふたりのいいところが上手く混ざり合った、そんな女性がいいですね。
反対を押し切って進んだ俳優の道
――ところで、俳優になったきっかけと、俳優になった今、思っていることを教えてください。ヒョンビン:
高校のときに演劇をしていたのが俳優になったきっかけです。公演で拍手を受けた時や普段の練習に向かう時に自分からやりたいと思いました。誰かに強制されたわけではなく、自分から率先した気持ちが強かったんです。
実際、俳優の道を進む時に、両親とケンカしてでも自分は演技をやりたいと貫きました。そんな自分の強い想いに気づき、やはり自分は俳優の道に進むべきだと感じました。実際に夢が叶いとてもうれしいです。やりたいと思ったことを実現し、反対されてまでも進んだ道で、今良い方向で結果が出ていると思いますので、とても幸せを感じ楽しみながら仕事ができていますよ。
――『百万長者の初恋』では、高校生の役を演じていますが、ヒョンビンさんはどんな高校生でしたか?
ヒョンビン:
演劇が大好きな高校生でした。それから友達が大好きで、遊ぶことが大好きで、スポーツが大好きで。勉強はまあ、テキトーに……(笑)。演劇をするためには親が望む大学に合格することが条件だったので、1年間は一生懸命勉強をした思い出があります。他の人たちが勉強をしている時間に僕は演劇をしていただけで、平凡な学生でしたよ。
次ページは、ヒョンビンの「恥ずかしくて死にそうだったシーン」についてお届けします!