ドラマの中ではゴーマンなお坊ちゃまを演じることが多いヒョンビンですが、実際の彼はちょっとシャイかも……。彼の日本初会見の模様をたっぷりとお届けします。
気づかなかった初めての恋
初来日に多くのメディアが押し寄せたヒョンビン。 |
プレス:
映画初主演作でしたが、感想を聞かせてください。
ヒョンビン:
プレッシャーもありましたが、その一方で映画に主演できるということが幸せだと思いました。また良い作品で皆さんの前に出ることができればと、頑張りました。
プレス:
作品の前半と後半でヒョンビンさん演じる役が変わっていくのが見ものでしたが、どのように演技をするように心がけたかをそれぞれの作品について教えてください。
ヒョンビン:
作家の方が書いたように演じただけです(笑)。物語の最初の方は、生意気な高校生という感じですが、ウナンに出会ってから、彼は少しずつ変わっていきます。少しでも彼女の心の傷を癒してあげたいと思う点を意識して、できるだけ、純粋になって演じたいと思いました。
プレス:
映画のタイトルが『百万長者の初恋』ですが、ご自身の初恋の思い出は? また、この映画のようなシチュエーションに陥ったらどうしますか?
ヒョンビン:
私の初恋は、当時、それが愛であることに気づかずに過ぎてしまいました。今思うと、いかに彼女のことを好きだったのか分かるのですが、その時は分からないまま離ればなれになってしまいましたね。初恋と聞くと、とても胸が痛みます。
次ページでは、涙のシーンに対する思いを語ります。