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鬼才キム・キドク監督が放つ新作 援助交際を描く「サマリア」(3ページ目)

鬼才キム・キドク監督が放つ新作映画「サマリア」。驚愕のストーリーと主人公を演じるクァク・チミンのインタビュー。

執筆者:桑畑 優香

友情が導く、美しくも残酷な物語 映画・「サマリア」あらすじ

2人の美少女の奇妙な関係にも注目。
(C)KIM KI-DUK FILM. All rights reserved.
ヨジンは父と二人暮しの女子高生。
彼女の親友は同級生のチェヨン。いつからだろうか、チェヨンは援助交際をしている。
ヨジンはそれを嫌いながらも、チェヨンが心配で見張り役として行動をともにすることに。
そんな矢先、ヨジンが見張りを怠った隙にホテルに警察の取締りが…
その手から逃れようとチェヨンは窓から飛び降りてしまう。
いつもどおりの笑顔を浮かべたままチェヨンは死に、ヨジンはひとつの重大な決心をする。
「チェヨン、あなたの罪滅ぼしのためにお金を返してあげる」
そして、そんな自分の行動を父が見守っていることに、ヨジンは気づいていなかった。
親友の死から始まった小さな掛け違いは、少女ヨジンを成長と罪の償いという名の旅へと誘う…。


クァク・チミンプロフィール

1985年2月13日生まれ。高2のときに母親を説得し芸能界に入る。
「サマリア」のオーディションでは、外見と内面のアンバランスさが鬼才監督の心を捉え、初の大役を得た。
撮影直前までキム・キドク監督を「周りからいろいろ聞かされ、恐ろしい監督かもと怖じ気づいていた」というが、04年のベルリン国際映画祭監督賞受賞後は、「気持ちがすごく軽くなった。友人たちの誤解もすっかり解けたみたい」とコメントしている。
一時受験勉強に専念していたが、大学進学後に芸能活動を再開。ドラマ「恋をしようか」、韓国で今年公開予定の映画「レッド・アイ」に主演している。

2005年3月26日(土) 恵比寿ガーデンシネマで公開!

サマリア公式ホームページ
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