「るいとう」とは?

るいとうとは

るいとうとは

「るいとう」とは「株式累積投資」のことをいいます。1銘柄につき月々1万円以上1000円単位で購入を申込み、その銘柄を毎月一定日に一定額の購入していく方法です。通常の株取引では、1単元の株を買う必要があるので、まとまったお金がないと買えないこともあります。(例えば、任天堂は2013年9月17日の終値は、1株1万850 円で最低投資単位が100株ですから、109万円の資金がないと購入できません)

しかし、「るいとう」の場合は1銘柄につき月々1万円以上1000円単位で購入を申込みができ、その銘柄を毎月一定日に一定額の購入していくことが可能となるのです。毎月決まった金額を指定して買い付けることが出来るため、少額からの株式投資が可能となります。

メリットはドルコスト平均法

ドルコスト平均法とは、毎月一定金額の買い付けを行うことで、株価が安い時に多くの株数が取得でき、株価が高い時に少ない株数を購入するという投資法です。これを行うことで、毎月同じ株数を買い続ける場合と比べ、平均取得単価を低くおさえることができます。また、単元株として購入した場合、高値圏で投資してしまうリスクもありますが、毎月積み立ての場合は、時間分散の効果が働くため、そのリスクを抑えることができます。

積み立て方法と売却

積み立て方法はマネー・リザーブ・ファンド(MRF)やマネー・マネージメント・ファンド(MMF)などからの自動振り替え(証券会社にあらかじめ預けておく)のほか、銀行やゆうちょ銀行の口座から自動引き落としで積み立てられる証券会社もあります(引き落とし手数料は無料)。

購入については毎月一定日の寄り付き値(株式市場が開いて、その日最初に付いた値段)で買い付けが行われます。売却はいつでもできますが、注文を出した翌営業日の寄り付き値となります。単元株とは違い、好きな値段で売買する指し値注文はできません。

配当金や株主優待はどうなる?

配当金については持ち株数に応じた金額が配分された上で、自動的に再投資されます。株主優待についても換金できるものは換金され、持ち株数に応じた金額が再投資されます。また、毎月積み立てていくうちに購入した株数が単元株数に達すると株主になり、株主優待も受けられます。

るいとうの注意事項

「るいとう」は証券会社により取り扱い銘柄数が異なるので、利用の際はまず自分が投資したい銘柄があるかどうかチェックする必要があります。もう一つチェックしたいのが口座管理料。一般的には、年間1575~3150円かかりますが、野村證券など無料の証券会社もあります。口座管理料がかかる場合は、月1万円から利用できるとはいえ、月々1万円だけの積み立てではコストの負担が重くなってしまいます。

例えば、月々1万円だけの積み立ての場合は、年間で12万円積み立てることになります。それに対して、口座管理料が3150円かかれば、株式買い付け時の手数料のほかに2.625%の費用が発生する計算になります。したがって、口座管理料のかかる証券会社で利用を検討する場合、毎月の投資金額もしくは銘柄数を増やして積み立てを行うことが必要となり、そうすると口座管理料の負担も軽くなります。

このように「るいとう」は、毎月の給料から一定金額を積み立てていくような感覚での投資が可能です。少額から株式投資を始められるメリットは大きく、株初心者の方は試してみるのも良いのではないでしょうか。また、機械的に毎月決まった日に買い付けが行われますので、投資のタイミングをなかなか決められない方にも便利な投資方法と言えます。

取り扱い証券会社(カッコ内は取り扱い銘柄数2013年9月現在)

野村証券(1737銘柄)、大和証券(1115銘柄)、三菱UFJモルガンスタンレー証券(1122銘柄)、岡三證券(300銘柄)などの証券会社が取り扱っています。

一方、ネット専業証券会社では取り扱っていませんが、 カブドットコム証券でも「るいとう」とほぼ同様の「ワンコイン積立®(プチ株)」という商品があります。

「ワンコイン積立®(プチ株)」は口座管理料がかからず、 取扱銘柄は、1株単位等を除いた約3000銘柄超、単元株にまとめることも可能で手数料も積立回数に応じて最大50%OFFまで低減する手数料体系。従来の「るいとう」の欠点を補っておりとても有利です。
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