ホットプレートで培ったコミュニケーション
親子のコミュニケーションがとれるうえ、子供の創造性を伸ばす教室にもなるホットケーキ作り |
「そうなんですよ。これ人に言われて気がついたんですけど、自分ではそんなこと意識しないで買ったんです。でも、気がついたら父と同じデザインで(笑)。たぶん、毎日見ているから無意識に同じものを選んでいたんだと思うんです」
「お父様と仲良しですね~!」
「はい! 何かすみません……(照)」
ほのぼのとする話だと思いませんか? この息子さんも育った四十万家の食卓、いったいどんな光景がくりひろげられていたのでしょうか?
「結婚前のことになりますが、家内が『子どもが生まれたらおやつにホットケーキを作ってあげるの』ということを言っていました。実際、うちの子どもたちは、ホットケーキをホットプレートで一緒に作って成長しました。小さい頃は、ホットケーキを上手にひっくり返せなくて材料を無駄にしてしまったこともあるのですが、その結果でしょうか、大きくなってから食材というか物を大切にするようになりましたね」
素敵なお話です……。では四十万先生が育たれたおうちではどうだったのでしょうか?
「私ですか? 思い出に残っているのはあったかいご飯と、冷ややっこ。弟とどっちが早くご飯を3杯食べられるか競争してたんですよ。私にも息子が二人いるのですが、同じ光景は30年経った我が家でも再現されていましたね」
3回に渡ってご紹介してきた四十万靖先生の「頭のよい子が育つ」食育指南、いかがでしたか?ぜひみなさんのお宅でもとりいれてみてくださいね。
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