秋の味覚には来る冬にむけて抵抗力、免疫力をアップさせる食材が多くあります。医食同源とはまさにこのことですね。

今回のお弁当のポイント

旬の食べ物をとるいうのは食育の基本の一つです。これは文化を知るという意味でも大事ですが、それ以上に季節の食べ物は、その季節の体調を整えると意味でも大切です。そこで今回は、食欲の秋をまるごと食べられる秋の味覚をお弁当にしてみました。

■栗ごはん
秋というと栗を思い出す方も多いのではないでしょうか?とはいえ、皮を剥くのがちょっと……という方もいると思います。今回は栗の甘露煮を使います。栗に含まれるβカロテンの吸収をよくするために鶏肉と一緒に炊き込みました。また甘露煮の栗の甘さでみりんを入れずとも全体的に柔らかい味に仕上がります。秋らしい型抜きを持っている方は、人参などでちょっと飾ってあげるとより秋らしくなりますよ。また是非、この時期は新米を使って作ってあげてくださいね。新米の美味しさは日本ならではの秋の味覚のひとつです。

■里芋のサラダ
ポテトサラダというとじゃがいもを使ったものが定番ですが、今回は里芋をつかってポテトサラダを作りました。じゃがいもとはまたちょっと味が変わってGOOD!です。

■牡蠣フライ
ようやく牡蠣の身もぷっくりと太ってきて美味しくなってきました。今回はお弁当なのでしっかりと火を通すフライにしました。牡蠣は「海のミルク」といわれるほど栄養価の高い食材。お子さんにはぜひいろんな形で食べさせてあげてください。最近不足しがちと話題の亜鉛も多く含んでいます。亜鉛の吸収がよくなるよう、ビタミンCを多く含むレモン汁も一緒に入れてあげましょう。

材料(1人分)

■栗ご飯(1人分ではなく、作りやすい分量です)
 ご飯(できれば新米) 2カップ
 栗の甘露煮 5~6個(お好みで)
 鶏胸肉 80g
 塩 適宜
 昆布 5×5cm 1枚
 水 2カップ
 飾り(これはお好みで)

■里芋のサラダ
 里芋 2個
 ベーコン 1枚
 マヨネーズ 小さじ1.5
 塩 適宜
 粒コショウ 適宜

■牡蠣フライ
 牡蠣 2個
 卵 1個
 小麦粉 適宜
 パン粉 適宜
 あげ油 適宜
 レモン汁 適宜

■デザート
 柿 適宜

作り方

1.研いだお米をお釜に入れて栗、昆布、塩少々と一口大に切った鶏の胸肉を入れて炊く。鶏肉は皮付きにしてください。
2.里芋は1/8大にカットし、ベーコンは千切りにする。里芋を茹でている間にフライパンでベーコンをカリカリにいためる。里芋が茹で上がったらポテトサラダの要領で若干、お芋を潰します。潰したお芋をフライパンに入れベーコン、粒コショウと加熱しながらあえる。全体がよく混ざったら火を止めてマヨネーズであえ、塩味を調えたら出来上がり。
3.粗塩でよく洗った牡蠣の水気をとり、小麦粉→卵→パン粉の順で衣をつけたものを180度の油で揚げます。レモンを絞ってレモン汁を容器に入れてあげてください。


(おさらい)手順と所要時間:全体で30分

牡蠣フライにはパックになっているケチャップをつけてあげてもいいと思います。レモン汁がなくてもデザートにつける柿にもビタミンCがたっぷりあるので、トータルで栄養の吸収は抜群。栗ご飯はお好みで醤油味で炊いてもまた別のおいしさが堪能できます。

調理スタート  
↓ 前日に栗ごはんを炊いておく。
5分
↓ 里芋サラダのお芋を茹で、その間にベーコンを炒め、茹で上がった里芋をベーコンのお鍋にいれて混ぜる。 
10分
↓ 牡蠣フライを作る。 
20分
↓ 柿をむいて、お弁当箱に詰める。
完成

秋はこれ以外にも本当にたくさんの美味しいものがありますので、ぜひ工夫して季節の味満載のお弁当を作ってあげてくださいね。



<関連リンク>
お弁当(All About)
紅葉・秋の行楽

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※乳幼児の発育には個人差があります。記事内容は全ての乳幼児への有効性を保証するものではありません。気になる徴候が見られる場合は、自己判断せず、必ず医療機関に相談してください。