そこで今回は、おいしくて、夏休みの自由研究にも役立つ実験調理「オールインワン冷奴」をご紹介します。一度で二度?いや三度おいしい冷奴ですよ!
腸の長さとタンパク質の関係
大豆は究極の健脳食材といわれ、海外でもその効果に注目されている |
こんなことを読んだら、お肉好きの人は「え~」と思ってしまいますね。でも心配無用。もちろん、日本人も動物性タンパク質もちゃんと吸収します。ただ、食物が腸の中に滞留する時間が日本人は西洋人よりも長いんです。肉食は腸内で悪玉菌を多く発生します。西洋人に比べ日本人に大腸がんが多いのは、肉食の際の悪玉菌発生量が日本人の方が高いからだといわれています。肉を食べる時は、便をスムーズに出してくれる食物繊維を多く含む野菜と一緒に食べるようにしてくださいね。
究極の健脳食材、大豆
みなさん、豆は好きですか?ガイドは豆類に目がなく、花豆を甘く炊いたお菓子やレンズ豆のシチューが大好き。その中でも、なんといっても食べる率が高いのが大豆食品。豆腐、豆乳、納豆、油揚げ、おから……などなど。特に豆乳は常に冷蔵庫に入れてあって牛乳の代わりに飲むだけでなく生クリームの代わりにもよく使っています。大豆は子どもの成長と脳に対してとても効果的な食材です。特に、納豆は健脳(賢脳)効果があるといわれる優秀食品。アメリカで史上最年少で大学に入ったマイケル・カーニー君は、毎日納豆を食べていたことで知られています。
これは大豆に含まれるレシチンという成分に脳細胞を活性してくれる効果や、「天然のトランキライザー」と呼ばれるほど鎮静効果、精神安定効果があることに起因しています。実際に納豆を毎日子供に食べさせると集中力や落ち着きが増したという報告が多く上がっています。
小さいお子さんはもちろんのこと、成長期のお子さんにぜひ納豆を。もし納豆が苦手な場合は、大豆食品を食べさせてあげてください。