子供の病気/その他の子供に多い病気

救急病院で断られた!でも焦らない方法(2ページ目)

子供の「もしも」の時に、頼りになるのが小児科の救急病院。病院にかからないに越したことはありませんが、いざというときのために知っておくと役に立つ、3つのコツをご紹介します。

執筆者:長尾 大志

第1のコツ かかりつけ医と良好な関係を築く

かかりつけ医は決まっていますか?
かかりつけ医は決まっていますか? 日頃から良好な関係を築いておきましょう
まず大事なことは、日頃から「かかりつけ医」との良好な関係を築くことだと思います。もちろん子供は突然発熱したりするものですが、少し調子が悪い段階で気軽にかかれるような「かかりつけ医」があれば、早めの手当で症状が重くならずに済んだり、症状が悪くなったときの適切なアドバイスをもらえたりするでしょう。

また、休日や夜間に急な症状があった場合、どこにかかったらよいか、そういう情報を教えてもらえることもあるでしょう。地域には、必ず医師同士のネットワークがありますから、周辺の病院の情報も得ることができるかもしれません。

喘息などの持病がある場合は、特にちょっとしたことでかかれる「かかりつけ医」と、救急の対応をしてくれる救急病院との連携が必要になります。できれば、かかりつけ医から紹介状をもらって病院を受診しておくのがよいでしょう。

というのも、救急の場合であればあるほど、その子供の「情報」が必要になってくるからです。たとえば、薬のアレルギーがあることが伝わっていなければ、薬を使うことでかえって生命の危険が生じるかもしれません。ですから本来、救急でかかる可能性のある病院には、子供の情報を伝えておくのが理想なのです。実際にそこの医師の診察を受けて、顔見知りになっておくとなおよいでしょう。

>>救急でかかる際のコツとは?次ページで>>
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