利用時には「渋滞」への準備も忘れずに
上記のとおり、お財布に優しくドライブ派にはうれしい休日高速道1000円ですが、懸念すべき事項もあります。それは渋滞。今までのETC割引は、利用者の少ない時間帯に割引をすることで通行量が分散され、渋滞を緩和する働きもありました。しかし、今回の制度は最も利用者が多い休日の割引。通常から混雑している高速道路はもちろん、それ以外の地域でも渋滞は、深刻化する可能性があります。高速道路は時間をお金で買っているのですから、渋滞に巻き込まれるとコストパフォーマンスは下がることになります。また、ガソリン代がかかり、環境にも良くありません。
お出かけ前には今まで以上に渋滞情報に敏感になること、また万一の際に備えて準備をしておくことを心がけましょう。
具体的には、高速道路が混雑した際はPAやSAも混み合いますから、思うように食事やトイレをすることができません。飲み物や軽食の準備、簡易トイレも準備しておくと便利です。またガス欠などにならないよう、ガソリンの残にも余裕を持ってから高速に入るようにしましょう。
そして何よりも重要なのは、心の準備。走行のスケジュールは余裕を持って計画し、無理な運転をしないように心掛けましょう。
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