良いキャリーバッグの良さは伝わりにくい


ブリッグス&ライリー「Expandable Upright U418X」34,650円(税込)

これから、実際に使ってみてとても使い心地が良く、使い勝手もよく、デザインも好みだったブリッグス&ライリーのキャリーバッグ「Expandable Upright U418X」を紹介しようと思うのですが、この鞄の良さを、読んだ人に伝える自信が、ほとんどありません。そもそも、旅行鞄のレビューというのは難しいと いうか、その良さを言葉にしにくいのです。

サイズは52×38×23~28.5cm、3.8Kgと軽量 でコンパクト

ブリーフケースなどの日常の中で使う鞄は、機能やポケットの数、配置などが使い勝手に直接影響するので、その善し悪しを評価しやすいのですが、旅行鞄は、 基本的にはあまり移動中に鞄からモノを出し入れすることも少なく、結局、評価基準が、容量、重量、車輪の安定性、ハンドルの持ちやすさ、扱いやすさ、丈夫 さ、くらいしかありません。しかも、そのあたりは、それなりにちゃんとしたメーカーの鞄であれば、どれも基準はクリアしていて、極端な差が出にくいので す。

細部までチューニングされた使い勝手の良さ

持ちやすいハンドルと、スッキリしたデザインが大きな魅力

例えば、このブリッグス&ライリーの「Expandable Upright U418X」の場合、特徴的なのは、高さ20インチ(約52cm)、33Lの容量でキャスター、ハンドル付きで3.8Kgしかないという、 その軽さでしょう。しかも、ソフトフレームがあるしっかりした本体で、かなりラフに扱っても傷がつくこともありませんでした。その軽さについても、把手や ハンドルを持ったときのバランスが良く考えられているようで、中に荷物をいっぱいに入れても、持ちやすく、鞄が傾くことがないので、階段の昇降も楽でし た。

大きく安定した車輪は、動きがスムーズで歩きやすい

と、書いていて思うのは、やはり、その「使ってみないと分かりにくい良さ」、まあ、平たく言えば、地味に凄い鞄なのです。軽いといっても、荷物を入れてし まえば同じだし、車輪付きなのですから、それほど重さは関係ありません。もちろん、この「Expandable Upright U418X」は車輪が大きくて、車輪 間が離れているので、引っ張っているときの安定性がとても高く、かなりの凸凹道でもストレスなく引っ張ることが出来ました。色々なキャリーバッグを使って いて、車輪に関しては、車輪が大きくて車輪間が離れている2輪が、取り回しの良さ、走行中の安定性共に優秀だというのがガイド納富の判断です。

最小限の仕切りのシンプルな内装。端に用意されたファスナー ポケットが便利

内装に関しては、さらに難しくなります。「Expandable Upright U418X」の場合、中がフラットになっていて、モノが入れやすく、ジャケットなども、畳んで収納したら、皺になることなく東京⇔九州間の 新幹線の往復が可能でした。また、直方体のフラットな形なので、本やノート、ファイルフォルダといった仕事関連のモノが入れやすいのも、扱いやすさの理由 でしょう。地方に行ったときの、地方限定スナック菓子や地方銘菓などの、箱形のものの収納も楽で、中で潰れにくいのでした。旅行鞄は、目的地に着くまで、 中を開けることがほとんど無いので、こんな風にスッキリした内装が使いやすいのだと思いました。しかし、このシンプルな内装も、地味といえば地味で、ガイ ド納富も、実際に使ってみて初めて、その良さが分かったという感じでした。

全てがスムーズに扱えるから旅が気楽になる

PDAなども入れられる堅牢なポケットは位置が絶妙

ガイド納富が使っていて、最も感動したのは、ハンドルの伸縮のスムーズさ。特に、伸ばした状態のハンドルを階段などの昇降のために縮める際のボタンを押し て「ポン」とハンドルを押さえるだけで、スルッと一番下まで下りることです。この操作がスムーズなことが、こんなに移動のストレスを軽減するとは思っても いませんでした。というか、キャリーバッグでの移動では、思った以上にハンドルを上下する事が多いということなのでしょう。

このファスナーを一周させるとマチが広がる

他にも、背面に用意されたポケットが、マチ付きの上に、ハンドルのシャフトに挟まれていて、内容物をしっかりとガードしてくれる構造である事、ファスナー をくるりと一周させるだけで、鞄自体の容量が一気に約24%増量する事、ハンドルがかなり長く伸びるため、そこに、かなり大きな別の鞄を載せる事が出来る 事、付属のアタッチメントで、ブリーフケースを吊り下げる事が出来る事、丈夫で堅牢な鍵が付属している事、などなど、シンプルな外観からは想像も付かない ほどの機能が、実はたっぷりと詰め込まれていて、それらの機能は、必要なときに、「あって良かった」と感じさせてくれます。

長いハンドルは、かなり大きな鞄を載せる事も可能

特に、背面のポケットは、PDAやデジタルプレイヤーなどを入れても安心だし、ケースに応じて、ペットボトルや折り畳み傘などの一時的な置き場に使う事も 可能と、そのフレキシブルな使い勝手が、旅の間にとても重宝しました。それらの機能が、普段は邪魔にならないようにさりげなく用意されているのが、ブリッ グス&ライリーの鞄の特徴だと思うのですが、さりげなさ過ぎて、店頭などで見ても、すぐには分かりにくいのです。

ガイド納富の「こだわりチェック」


この「Expandable Upright U418X」は、飛行機の機内持ち込みにも対応するし(100席以上の機種)、新幹線の座席の前や下に置いても、意外に邪魔にならないコンパクト設計。そ れでいて、4泊くらいまでなら十分に対応する容量で、ガイド納富のような、小さな旅が多いユーザーには、とても使い勝手が良いものです。また、軽量で、取 り回しが楽なので、中学生の息子が使っても、楽に旅が出来ました。ノートパソコンを入れていても、特に問題がなく、その堅牢さと耐久力は、かなりのものだ と思うのです。

ガイド納富が、この「Expandable Upright U418X」で最も好きなのは、車輪を使わず、普通にハンドルを持って鞄として持ったときのバランスの良さと持ちやすさです。あと、前述しましたがハンド ルの伸縮の速さです。つまり、車輪とハンドルに頼らなくても使えて、車輪とハンドルも高機能という、鞄としての誠実さが好きなのです。キャリーバッグはと もすれば台車のような存在になりがちなのですが、ブリッグス&ライリーの鞄は、コンテナでも台車でもなく、旅行鞄なのです。そういうこだわりが感じられる 鞄を持って、旅に出たいと思うのです。


<関連リンク>

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