坂本竜馬はメモが好き?


坂本竜馬的なグッズって何だろう?と、周囲の人達に聞いていたら、そのほとんどの人が「メモ帳」と答えました。有名な「船中八策」を始め、剣を銃に、銃を本に持ち替えたと言う逸話など、何となく「書いてる」イメージがあるのかも知れません。そういうガイド納富は、実は司馬遼太郎氏の名作「竜馬がゆく」が、その内容よりも、歴史ドキュメント風の書き方が好きになれず(司馬遼太郎氏の作品では「燃えよ剣」が大好きです)、一番好きな竜馬モノは、小説ではつかこうへい氏の「龍馬伝」(今回の大河ドラマは、てっきりこれが原作だと思って、沖田総司はどんな女優さんが演じるんだろうなどと楽しみにしていたので、ちょっとガッカリもしたのですが)、ドラマでは、三谷幸喜氏が脚本を書き、ダウンタウンの浜田雅功氏が竜馬を演じた「竜馬におまかせ!」が好きという、困った趣味の持ち主なのです。

ただ、そんな歪んだ竜馬像をイメージしているガイド納富にも、坂本竜馬と筆記具と言うのは似合うような気がするので、これはこれで、何か根拠があるのかも知れません。そこで、どんなメモ環境なら、坂本竜馬に自信を持って勧められるか?を考えてみました。題して「坂本竜馬はどんな筆記環境を選ぶのだろう?」。まあ実際は、ガイド納富が勝手に選んで、勝手にお勧めするのですけれど(笑)。

坂本竜馬の存在が、伝統と最新技術のハイブリッドに見える

PH「PH ノートブック」各色630円(税込)

坂本竜馬という人物像を考えた時、その風貌や残されている写真、書、などから想像されるのは、新しいモノを生み出すためには、古いものを知ることも必要、と考えていたのではないかということ。倒幕側にいながら、勝海舟に師事するというのは、そういうことだと思うのです。破壊からしか創造を生み出せないタイプではなかったと。でも、その一方で新し物好きであったことも間違いないようで、つまりは、伝統的な技術の裏付けがある新しいもの、というのが、坂本竜馬らしいと思うのです。

PH「PH メモパッド」各色420円(税込)

そこでお勧めするのは、ハイタイドとパピエラボのコラボレーションによるノートとメモ帳。「PH ノートブック」「PH メモパッド」です。無罫のシンプルなノートとメモですが、大きな特徴は表紙全体が活版印刷で仕上げられているので、一冊一冊、微妙に表情が違うことです。また、表紙の紙には服飾に使われるアメリカ製の芯材紙を使用。丈夫なのでハードに使っても破れ難く、皴などが入って味わい深くなる紙です。そこに伝統の活版印刷が施されているわけで、そんな歴史と技術のハイブリッド感覚が、坂本竜馬的ではないかと思うのです。

活版印刷の技術で実現した、一冊一冊違う味わい深い表紙

中の紙は描画専用紙、つまり画用紙で、太い万年筆や水性ボールペンでも裏写りしません。もちろん墨だって使えます。太い万年筆や筆で、がっつりと大きく文字を書く、そんな使い方が似合うノートなのです。サイズは、W125×H182×D7mmと、新書よりも一回り大きな「PH-001 ノートブック」と、W72×H125×D7mmの手のひらサイズの「PH-002 メモパッド」の二種類。シンプルな装丁なので、縦使い横使い共に違和感なく使えます。糸綴で開きやすく、80ページと、使い切りやすい厚さです。この80ページを2週間くらいで使い切れれば、数年後には船中八策くらいのアイディアが生まれるかも知れません。

坂本竜馬は、きっと筆で、気持ち良く書いていた

セーラー万年筆「PROFIT ふでDEまんねん」2,100円(税込

多分、ですけど、坂本竜馬が残した文字を見ていると、あまり豪快な感じはしないのですが、何と言うか、好きに書きたいことを書き続けている感じがします。そんな文字を書くのに便利なのは、セーラー万年筆の「ふでDEまんねん」。名前がふざけているからといって侮れないのは、坂本竜馬の風貌と同じ。しかし、この「ふでDEまんねん」は、日本が誇る世界一日本語が書き易いペン先である、あの「長刀研ぎ」を発明した長原宣義氏が、万年筆で筆のような文字が書けないかと試行錯誤して作り上げた独自のペン先を使った、「万年筆なのに筆のような書き心地で、しかも筆で書いたように太さを自由にコントロールできる」ペンなのです。

この独特のペン先で、筆記角度によって細字から太字まで自由自在に書ける

前述の、活版印刷をステーショナリーに活かした「PH ノートブック」に合わせる筆記具として、この「ふでDEまんねん」は、最高なのではないかとガイド納富は考えます。筆で書いた文字は、そこにとても気持ちが出やすいのです。だから、自信のあるアイディア、そうでないもの、強気、弱気、ハッタリなど、筆で書けば自分の気持ちが一目瞭然です。坂本竜馬の時代は、当たり前のように筆で文字を書いていたわけで、だからこそ、自分のアイディアに自信が持てたのかも知れません。ただ、今の時代、いちいち筆を使っていては、スピードが足りません。かといって筆ペンでは、何となくカッコがつきません。しかし、「ふでDEまんねん」ならば、万年筆であり、筆のように書けるのですから、今の社会のスピードにも対応し、尚且つ、自分ならではの文字が書けます。

「ふでDEまんねん」を使って、「PH ノートブック」に書いてみた。筆文字のように書ける上に、紙との相性も良く、書き心地もとてもよかった。

極端に反ったペン先は、他に類を見ないものですが、これが、本当に気持ち良く書けます。インクはカートリッジ式ですが、別売のコンバーターを使えば、好みのボトルインクを使うことも出来ます。パイロットの「iroshizuku」シリーズにある、薄墨風の二色「冬将軍」「霧雨」なんかは、「ふでDEまんねん」にぴったりのインクだと思います。また、ここで紹介しているのは、PROFITという万年筆タイプの2100円のものですが、他にも1050円のストレートタイプなど、いくつかのバリエーションがあります。この「ふでDEまんねん」も、技術力と伝統の融合した、坂本竜馬的な製品と言えるのではないでしょうか。

ガイド納富の「こだわりチェック」

バード電子「ペーパーウェイト」1,200円(税込)

あと、もう一つ、どこがどうという訳ではないのですが、手にした時に、そのムードがとても坂本竜馬的というか、幕末的と言うか、そんな気がしたのが、バード電子の「ペーパーウェイト」です。トロッコ用のレールを13mmの厚さに切ったものを焼き付け塗装してペーパーウェイトに仕上げたものです。この重さと、旅を感じさせるレールの形状は、ずっと前を向いていた時代を思い出させてくれます。最近、何でも軽く小さくなってしまって、咄嗟の際に、紙などを押さえるのに使えるものが、身の回りにはなくなってきています。このペーパーウェイトは、そんな時代の錘として、手元に置いておきたいと思うのです。


と、かなりこじつけ気味に、坂本竜馬と文房具を結びつけてみましたが、これから何かをしようと考えた時、紙と筆記具は、その出発点にあたるグッズですから、あながち、牽強付会ではないのでは、と、ガイド納富は考えています。新しいけれど、新しいだけでない、伝統と技術とアイディアが結びついたものは、何も知らなくても、引き寄せられるものだということではないでしょうか。

<関連リンク>

ハイタイドとパピエラボのコラボブランド「PH」のホームページ

「PH-001 ノートブック・ライトブルー」はこちらで購入出来ます
「PH-001 ノートブック・ライトグリーン」はこちらで購入出来ます
「PH-001 ノートブック・グレー」はこちらで購入出来ます
「PH-001 ノートブック・オレンジ」はこちらで購入出来ます

「PH-002 メモパッド・ライトブルー」はこちらで購入できます
「PH-002 メモパッド・ライトグリーン」はこちらで購入できます
「PH-002 メモパッド・グレー」はこちらで購入できます
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セーラー万年筆「ふでdeまんねん」はこちらで購入できます
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