持ち歩きたくなるデザインが歩数計を変える

セイコーエスヤード「SLIM STICK」
各5,775円(税込)(他にゴールドもある)

特に健康に対して興味が無いというより、どこかでそういうことを諦めているガイド納富にしても、歩く事は嫌いではないし、それが健康に繋がるのなら、散歩したり、一つ手前の駅で降りて歩いたりしようと思います。そこで、どのくらい歩いたかが分かれば、散歩へのモチベーションは更に高まるはずです。

なので歩数計というのは、あるととても嬉しい道具ではあります。しかし、必ず持ち歩かなければ意味が無い道具なのに、持ち歩きたいと思わせるものがありませんでした。持ち歩くというより、むしろ、くっつける、みたいなものが多いのも、何となくイヤでした。

だから、セイコーエスヤードの「SLIM STICK」の登場は、かなり嬉しいものだったのです。これなら、散歩中に歩数を確認しようと手に取ってもおかしくないどころか、積極的に手に取りたい形をしていると感じました。しかも、作っているのがセイコーだけに、機能面の期待も出来ます。

歩くことを、様々な形に換算してくれるツール

見やすい液晶で歩数を表示

実際に使ってみて思ったのは、まず、歩数計自体をぶつける事がほとんどないということ。ポケットやカバンに入れておける歩数計というのが既に画期的だったのだなあと思いました。そして、液晶画面の視認性の高さも魅力です。黒バックに白の文字が浮き出るタイプの液晶パネルは、天気の良い屋外でも良く見えます。

さらに、そこはセイコーの製品らしく、使い始めにいくつか設定が必要。設定するのは、日付、時刻、歩幅、体重、一日の目標歩数。これらを設定する事で、ただ歩数を表示するだけでなく、歩いた事を、消費カロリーとか、歩いた距離とか、歩いた時間とかに換算して表示してくれるわけです。また、深夜0時に、その日歩いた分はリセットされ、また0から始まります。いちいちリセットしなくても良く、さらに最近の七日間分は保存されるので、いつでも呼びだす事が出来るのです。

七日間の歩数をグラフで表示できる(シルバー・ゴールドのみ)

本体は三色のカラーバリエーションがあるのですが、単に色が違うだけでなく、少しだけ機能が違うのも面白いアイディアだと思います。写真の銀色のタイプは、七日分の歩数のグラフ表示と歩いた距離の表示が可能なタイプ。ピンクは距離と脂肪燃焼量を、ゴールドはグラフ表示と脂肪燃焼量が表示出来ます。他の機能は同一です。

カロリー表示、エクササイズ値の表示を考える

二日前の歩数。旅先だったので結構歩いている

表示のバリエーションはかなり豊富で、例えば、今の状況を犬かタツノオトシゴでアニメーション表示する機能(よく歩いていれば、犬が活発に活動、しばらく歩かないと犬も休んだり)や、自分の名前やメッセージを表示する機能といった、直接歩数とは関係ない遊びの機能も搭載。もちろん、カレンダー機能や時刻表示もあります。

その日の消費カロリーも表示してくれる

消費カロリー表示機能は、たいして興味が無かったのだけど、実際に表示されると、歩数や歩いた距離よりも、何となく説得力がありました。最近は食品にカロリーが表示されていたりするので、自分の運動量が、どのくらいの食べ物にあたるのかが分かります。

一週間のエクササイズ値。どうにか標準をクリア

面白いのは、エクササイズ値という耳慣れないものの表示。これは、身体活動の量を測るもので、生活習慣病予防の指針になるものらしいです。厚生労働省策定の「健康づくり運動指針」によると、1週間で23エクササイズが目標値なのだそうです。「SLIM STICK」は、この数値の日々のデータと七日間分の累積を表示してくれます。ガイド納富は、この一週間のうち、実は2日間、まったく外出せず仕事していたのですが、それでも一週間のエクササイズ値は25.1。エクササイズ値、恐るるに足らず、とか嘯いています。

次のページでは、「SLIM STICK」の携帯方法を紹介します。