ペリカン「No.1」
ペリカン |
万年筆メーカーの老舗ペリカンによる低価格ボールペンの傑作が、この「No.1」です。デザインは、プロダクトデザイナーの先駆けとしてもお馴染、あのルイジ・コラーニ。今回選んだ5本の中でも、圧倒的に歴史があるというか、昔からあるボールペンなのですが、いつの時代でも、少しだけ新しく感じるデザインの普遍性がとにかく凄いです。
横から見ると、軸からペンホルダーにかけてが一繋がりの曲線になっていて、まるで本当にペリカンのように見えます。楕円形の軸がグリップ部分ではいつの間にか三角になっている、その絶妙なデザインワークの見事さは、つい見惚れてしまうほどです。書き味は、普通のボールペンという感じで、他の4本には敵いませんが、それでも普段使いとしては十分なレベル。
色は、写真のホワイトの他にブラックがあります。少し前までは、黒地に白がアクセントになった「コンビ」というものもあったのですが、今は無くなったようで残念。でも、この「No.1」の、いかにも普段遣いのボールペンらしい佇まいが、ガイド納富は大好きなのです。
ファーバー・カステル「DESIGN BASIC ローラーボール」
ファーバー・カステル |
ヒマラヤ杉を軸に使った「DESIGN BASIC」シリーズの中から、ガイド納富が最も書き心地が良いと思っている「ローラーボール」を選んでみました。今回のセレクトの中で唯一のキャップ付きローラーボールです。ラミーの「Tipo」もそうですが、ローラーボールの書き心地は、やはり一味違います。
キャップがやや不便ですが、このキャップをお尻に付けると、やたらと長くなるのも、このペンの魅力の一つ。木の軸のせいか、とにかく軽いのも書き味の良さを倍増させます。軸が透明のリフィルを使い、軸中央部に窓を空けてインク残量を確認できる工夫も、デザインの中に溶け込んでいて秀逸。キャップの密閉感など、細部の丁寧な造りにもシビレますね。
最後は、ガイド納富の好みで順位をつけたランキングの発表です!
<関連リンク>
・公式サイトのファーバー・カステル「Grip
2011」紹介ページ
・ファーバー・カステル「Grip
2011」の購入はこちら
・カランダッシュ「フロスティ」のガイド記事
・カランダッシュ「フロスティ」が購入できるペンハウスのページ
・公式サイトのラミー「Tipo」紹介ページ
・ラミー「Tipo」の購入はこちらから
・ステイショナリー評論家のペリカン「No.1」紹介ページ
・ペリカン「No.1」の購入はこちらから
・公式サイトのファーバー・カステル「Design
Basic roller-ball」紹介ページ
・ファーバー・カステル「Design
Basic roller-ball」の購入はこちら